写真(2):キリンビールのラベル

一方、「キリン」のビールのラベルにも不思議な“仕掛け”が隠されている。

写真(2)を見てほしい。少しわかりにくいかもしれないが、カタカナの「キ」「リ」「ン」という「隠し文字」が麒麟(きりん)のイラストに施されている。イラストを拡大すると、角と耳の間に「キ」、たてがみの中央部に「リ」、尾っぽの上部に「ン」の文字が浮かび上がる。

キリンビール広報部によると、この「隠し文字」は遅くとも1933年(昭和8年)にはラベルに描かれていたそうだ。理由については、当時のデザイナーの遊び心とも、偽造防止のためともいわれているが、はっきりとした答えはないという。

麒麟のイラストに隠し文字が描かれている(白丸が該当する部分)

同社の発泡酒「淡麗〈生〉」(135ミリリットル缶)を除いて、麒麟のイラストが入っているラベルには基本的に「隠し文字」が施されている。ちなみにアサヒビール、サントリー酒類についても取材してみたが、残念ながらラベルの“仕掛け”は特に見つからなかった。

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