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新生活、書き出しはこのペンで

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NIKKEI STYLE

新社会人や大学生になる人は準備が忙しくなるころ。スーツの新調や引っ越しなどに加え、できれば新しく買っておきたいものがある。万年筆とボールペンだ。仕事や学業で使い続けるこれらのペンは、自分を少し大人に見せるし、使い慣れるにつれ育っていく。初めて持つのに最適な、手ごろで実用的な1本を専門家に選んでもらい、ランキングした。

私を少し大人に ともに育つ相棒

万年筆(2万円以下)の上位はパイロットなどの人気商品。いずれも書きやすさなどで「入門編として定評がある」(納富廉邦さん)。一方、ボールペン(1万5千円以下)の上位はスタイリッシュなデザインがずらり。鮮やかな色の「オフィスライン849」(1位)などは、机の上に手帳と並べるだけで華やかな雰囲気を楽しめそうだ。

思いを込める時は万年筆。書類はボールペン。使い分けするうちに自分の字も育っていく。入学や就職の記念に、好みの1本を選んではいかがだろう。

<万年筆>

1位 カスタム74(パイロット) 740ポイント

手になじむ太さ、ペン先硬めで書きやすく

 1992年発売の日本語を書くことにこだわった万年筆。太すぎず、細すぎない軸はしっとりと手になじむ。ペン先は14金。硬めなのでボールペンに慣れた人もしっかり書ける。細字、中字、太字の基本タイプのほか、やわらかい感じが出るソフト細字やソフト中細字などがあり、使い道に合わせて選べる。
 「万年筆とはこういうもの、と言えるお手本のような1本。初めて使うならおすすめ」(高木芳紀さん)、「THE万年筆という風格」(伊藤真美さん)。軸は黒、ダークブルー、透明など5色ある。(1)1万800円(2)143ミリ、17グラム(3)03・3538・3780
2位 #3776センチュリー(プラチナ) 720ポイント

インクが長い間乾燥しにくく

 「#3776」には富士山の標高にちなみ、最高の品質を目指す思いが込められている。万年筆は長い間使わないとインクが乾燥して書けなくなる欠点があったが、キャップ内の気密性を高める独自の機構で乾燥を防止。「2年洗浄しなくても書き出しがかすれない」(菅未里さん)という。ペン先は14金で極細、細字など7種類から選べる。軸はやや太め。「漢字のトメ、ハネ、はらいが書きやすい」(海老原伸子さん)(1)1万800円(2)140ミリ、21グラム(3)0120・875・760
3位 キャップレスデシモ(パイロット) 670ポイント

世界初のノック式、普段使いに便利

 世界初のボールペンのようにノックしてペン先を出す万年筆。職場で急いでメモやサインをするのに便利だ。ペン先は18金。細字、中字など4タイプあるが、一部の軸色は極細がない。軸はレッドやライトブルーなど8色あり「女性が喜ぶ鮮やかできれいな色がそろっている」(伊藤さん)。より手ごろな「キャップレス」もある。(1)1万6200円(2)140ミリ、21グラム(3)03・3538・3780
4位 プロムナード(セーラー)
青やシルバーの軸色をそろえ「若者にアピールするデザインが特徴」(北沢孝之さん)。ペン先は14金で、軸色が黒の場合、極細から太字まで5タイプ、他の色は3タイプ。「書き味がなめらかで長く使える1本」(鈴木春香さん)。(1)1万800円(2)137ミリ、18グラム(3)0120・191・167
5位 エキスパート エッセンシャル(ウォーターマン)
 葉巻をモチーフにした丸みのあるデザイン。ペン先はステンレスで細字など3種類。筆圧に負けず書き味はなめらかだ。「ふくよかなボディーが手になじみ、抜群の書き心地」(古屋文久さん)(1)1万7280円(2)141ミリ、32グラム(3)0120・673・152
6位 クラシックM205(ペリカン)
 ドイツで創業した老舗。定番「スーべレーン」シリーズのデザインを踏襲し「ブランドの魅力を手軽に感じられる」(清水茂樹さん)。ペン先はステンレスで細字、中字など。インクは吸入式。(1)1万4040円(2)125ミリ、14グラム(3)03・3836・6541
7位 シェーファー 100(シェーファー)
 軽快でスタイリッシュ。「手に取りやすい価格ながら高級感がある」(鈴木さん)(1)5400円(2)138ミリ、31グラム(3)03・6264・9697

<ボールペン>

1位 オフィスライン849シリーズ(カランダッシュ) 680ポイント

鉛筆のような六角軸、握りやすく

 スイスの高級筆記具メーカー。このシリーズは1969年の発売以来、世界の人々に親しまれている。ボールペンのクオリティーに定評があるうえ、「鉛筆のような六角軸が握りやすく、細身で携帯しやすい。カラー、柄のバリエーションが豊富」(北沢さん)で、フレッシュマンも選びやすい。
 定番の「849クラシック」や色鮮やかな「ポップライン」、柄が施された「ストリートアート」など、様々なタイプがあり、自分好みの1本を選べる。デザイナーのポール・スミス氏と組んだ上位モデル「849ポールスミス」もある。(1)3240~4320円(2)130ミリ、15グラム(3)03・6804・3201
2位 タイムラインフューチャー(パイロット) 620ポイント

口金まで収納、ポケットの中を傷めず

 タイムラインシリーズはフューチャー、プレゼント、パストの3種類を展開。フューチャーはアルミニウムを使った未来を感じさせるデザインだ。軸を回転させると口金、ペン先が2段階で繰り出す。「書きやすい上、持つ喜び、眺める喜びもある」(高木さん)。口金も収納するのでポケットやカバンの中を傷めずにすむ。軸は黒、ブルーなど10色ある。芯の太さは油性が0.7ミリ、ゲルインキは0.5ミリ。(1)5400円(2)120ミリ、30グラム(3)03・3538・3780
3位 スペースペン ブレット(フィッシャー) 580ポイント

窒素ガス充填、書く場所選ばず

 米フィッシャー社が米航空宇宙局(NASA)と開発した。窒素ガスの充填でペン内部の圧力が一定のため、上向きや水中でも書ける。「キャップを閉めた時と、後部に取り付けて書く際のペンの長さが大きく変わる」(鈴木さん)。人目を引く1本だ。ボディーに銃の薬きょうを使った「ブレット#375」など種類も豊富。(1)5400円(2)95ミリ、20グラム(3)06・6262・0061
4位 Zoom L105(トンボ)
周辺の光で潤うように光るボディーは、周囲の注目を集めそう。ペン先は回転繰り出し式。粘りの少ないインクですらすら書ける。「Zoom 505」は男性向け。アルミニウムを採用し、極太ながら軽い書き味だ。(1)1944円(Zoom 505は2160円)(2)142ミリ、25グラム(3)0120・834・198
5位 ソネット スリムボールペン(パーカー)
 細めのボディーで女性の手にもなじみやすい。ほどよい重さの真ちゅう製で、小さな文字もなめらかに書ける。「愛用者が多く、持ち主同士で会話が弾むことも」(菅さん)(1)1万800円(2)138ミリ、21グラム(3)0120・673・152
6位 リグヌム(ステッドラー)
 木の軸で、木目の美しさを楽しめるシリーズ。軸の素材はプラムとメープルの2種類ある。回転式で芯はやや太めだが、なめらかに書ける。「木のあたたかみがあり、使い込むうちに自分だけのペンになる」(伊藤さん)。(1)1万2960円(2)126ミリ、33グラム(3)03・5835・2815
7位 #3776センチュリー(プラチナ)
 存在感があり「万年筆とおそろいで持ってもいい」(納富さん)。芯は太め。(1)5400円(2)138ミリ、22グラム(3)0120・875・760

  ◇  ◇  ◇  

 表の見方 数字は選者の評価を点数にした。カッコ内はブランド名。(1)希望小売価格(税込み)(2)ペン先収納時の長さ、重さ(3)問い合わせ先

 調査の方法 万年筆は希望小売価格(税込み)2万円以下、ボールペンは1万5000円以下を目安に、自ら「最初の1本」として購入したり、進学、就職のお祝いに贈ったりするのに適した製品を、書きやすさなども考慮して専門家10人に挙げてもらった。選者は次の通り(敬称略、五十音順)

 伊藤真美(銀座・伊東屋万年筆売場)▽海老原伸子(東急ハンズ池袋店ステーショナリーコーナー)▽菅未里(文具ソムリエール)▽北沢孝之(ステイショナー「Bun2」編集長)▽清水茂樹(エイ出版社(エイは木へんに世)「趣味の文具箱」編集長)▽鈴木春香(渋谷ロフト万年筆売場チーフ)▽高木芳紀(文具祭り・文具朝活会主宰者)▽土橋正(ステーショナリーディレクター)▽納富廉邦(ライフスタイルライター)▽古屋文久(丸善丸の内本店万年筆売場長)

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