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専門家推薦 端午の節句に食べたい、かしわ餅10品

2014/5/4

 こいのぼりとともに端午の節句に欠かせないかしわ餅。販売は5月1~5日だけという店も多く、この時期ならではの季節商品だ。日持ちのしない生菓子なので地域限定も珍しくない。有名百貨店で手に入るお薦めを専門家に試食して選んでもらった。

写真奥のかしわ餅に添えてある菓子は季節の上生菓子「あやめ」(手前、410円、関西地区は要予約)と「深山つつじ」(奥、378円、関西地区限定)
1位 鶴屋八幡(大阪市) 630ポイント
 ■まん丸の形状が美しい 創業151年になる大阪の和菓子の老舗で、その源流は約300年前の元禄時代にまで遡る。注文をとったり菓子の形などを描きとめたりした当時の「菓子絵図帖(ちょう)」にもかしわ餅の記載がある。
 独自に配合した餅粉と米粉をじか火で煎って、生地のつやと張り、歯応えを引き出す。「程よい弾力の生地で食感と味のバランスがとても良い」(吉岡久夫さん)、「あんも餅もしっかりめ。風味も強い」(藤田貴子さん)。かしわ餅の葉を開くとまん丸の球体の餅が現れ「菓子の造形が美しく見た目から特徴的。食べるとあんから豆の香りをしっかり感じることができる」(松本岳子さん)といった声もあった。(1)こしあん270円、みそあん292円(関東限定)(2)首都圏、近畿圏の主要百貨店(3)06・6203・7281(鶴屋八幡大阪本店)


写真奥はちまき(5本入り1620円)と粒あん入り焼き菓子「粒千両」(1個130円)をこいのぼりの包装で。
2位 たねや(滋賀県近江八幡市) 500ポイント
 ■地元米の餅にこだわり 滋賀県を代表する和菓子店がこだわりのうるち米で作る一品。粘りが強く、香りと味のバランスが良いとされる滋賀県産の近江米だけを使い、米の風味を楽しめるようにした。「プリッとした弾力のある餅にサラリとしたあんの口溶けが良い」(下井美奈子さん)、「コシのある生地と滑らかなあんのバランスが良く上品」(山崎彩さん)、「葉の緑と餅の白の対比が鮮やか。葉の香りもスパイシーでさわやか」(平岩理緒さん)
 西京味噌を使った「みそあん」、生地に古代米の赤米をついて入れた「粒あん」も。(1)こし、粒、みそあん各184円(2)東京・横浜、大阪・神戸・奈良、名古屋、滋賀県の主要22百貨店(3)0120・800・144


写真奥は「雲龍」(1さお1404円)
3位 俵屋吉富(京都市) 490ポイント
 ■香り豊か、新茶に合う あんを使った京名菓「雲龍」で有名な同店のかしわ餅は「餅米(道明寺)のもっちりした生地にかしわの葉のすがすがしい香りがほんのり。みずみずしいあんと一緒に食べると、いろいろな香りが口の中に広がる」(下園昌江さん)、「新茶と一緒にいただきたい香り豊かなかしわ餅」(町田えり子さん)(1)こしあん5個入り1242円(2)そごう・西武百貨店各店、高島屋京都店、大丸京都店、ジェイアール京都伊勢丹、高島屋日本橋店、三越日本橋店・銀座店(「菓遊庵(あん)」内)など(3)075・432・2211(俵屋吉富本店)


4位 鶴屋吉信(京都市) 480ポイント
 ■野趣あふれる道明寺 粗い米粒のような形状の「道明寺」であんを包む。道明寺とは水に漬けた餅米を蒸して乾燥させ、粗びきしたもの。「野趣あふれる風合い。道明寺、あん共にざくざくした食感が心地よい」(宮澤やすみさん)(1)こし、粒あん各270円(2)首都圏、京阪神、西日本の主要百貨店(3)075・441・0105(鶴屋吉信本店)


5位 村上(金沢市) 450ポイント
 ■生地は程よい弾力 「こしあんは水分が少なめでほっくり上品。生地は薄めだが程よい弾力の歯触りが心地よい」(平岩さん)と、あんに強いこだわりをみせる。(1)こし、粒、みそあん各216円(2)高島屋日本橋店、東武百貨店池袋本店・船橋店(「金沢和音」)、高島屋横浜店・大阪店、あべのハルカス近鉄本店(3)0120・800・234


6位 美濃忠(名古屋市)
 尾張藩御用達だった桔梗屋の流れをくむ。「伝統的なハマグリ型の餅。香りが良く甘さの切れがいい」(金子恵里子さん)(1)こしあん292円(2)名古屋圏限定で6百貨店(3)0120・62・7581


7位 銀座あけぼの(東京都中央区)
 生新粉と葛で作る生地は「やや厚みがあり弾力がある。葉の香りもすがすがしい」(平岩さん)(1)こし、粒、みそあん各216円(2)首都圏の百貨店(3)03・3571・3640(銀座あけぼの銀座本店)


7位 栄太楼総本舗(東京都中央区)
 創業時はきんつばで有名。「ほのかな塩味のあんは小豆を炊いたときの香りがする」(木田マリさん)(1)こし、小倉、みそあん各249円(2)高島屋と三越の日本橋店など9百貨店(3)0120・284・806


9位 笹屋伊織(京都市)
 1716年創業。「餅の軟らかさとあんの甘みが程よい」(山本諭さん)(1)こし、粒、みそあん各216円(一部店舗で異なる)(2)伊勢丹新宿本店、西武百貨店池袋本店など全国23百貨店(3)075・692・3622


10位 とらや(東京都港区)
 室町時代後期に京都で創業した。「上新粉らしい団子系の香りがする好ましい皮」(久保香菜子さん)(1)こし、みそあん各303円(2)東京、横浜、大阪、京都、神戸の32百貨店(3)03・3408・4121(とらや赤坂本店)


 表の見方 点数は選者の評価を換算したもの。カッコ内は本店所在地。(1)あんの種類と1個の消費税込み価格(2)販売する主な百貨店(3)問い合わせ先電話番号

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