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大切な仕事のおともに 通勤カバン・ベスト10

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NIKKEI STYLE

ビジネスバッグは通勤生活の大切な相棒。そのデザインは、時代ごとの会社員のニーズによって大きく変化する。いわば今どきの働き方を映す鏡のような存在だ。専門家に通勤にお薦めの商品を選んでもらった。

1位 ポーター「クローヴ 2ウエイブリーフケース(M)1270ポイント
 

外側にタブレット向けポケット

 30、40代を中心に支持を集める「吉田カバン」の人気商品。目を引く外側に大きく張り出した3つのポケットは、最も大きなポケットはタブレットといった具合に、会社員の必需品を想定して適切な大きさに作られている。外出先で必要な物をすぐ取り出せる。
 「タブレットなら普通サイズと小型どちらにも対応していて便利」(村上貴司さん)、「ポケット自体がデザインになっていて良い」(高塚佳伸さん)。ペットボトルや折り畳み傘用の収納スペースも設け、バッグの中でモノががさがさと動かないよう工夫してある。
 生地は摩擦に強い軽量の化学繊維製。「オンとオフの両方で使える雰囲気」(納富廉邦さん)でカジュアルにも使えそう。付属ストラップを取り付ければ肩に掛けて使える。(1)42×30×11センチメートル(2)1075グラム(3)黒(4)3万6750円(5)吉田(電)03・3862・1021
2位 エースジーン「EVL-2.5」1150ポイント
 

機能性を徹底的に追求

 長時間持ち歩いても手が疲れにくいような形状にした持ち手部分や、落下時にパソコンなどバッグ内のものを衝撃から守る緩衝素材をバッグ底面に配置した。機能性を追求した点が随所に見られ、「使う人の立場で考えられた工夫で一歩抜きんでている」(真下信一さん)。「安定感のある見た目にもかかわらず軽量な点も魅力」(北林芳武さん)だ。
 ストラップを取り出せば肩掛けやリュックとして3通りの持ち方ができ、自転車通勤にも便利。付属の発光ダイオード(LED)ライトは持ち運ぶ際の揺れで発光するようになっており、夜は車や自転車に乗っている人などに自分の位置を示す役目も果たす。通常のナイロンより耐久性の強い素材を使った。(1)42×30×12センチメートル(2)約1000グラム(3)黒・紺(4)2万9400円(5)エース(電)03・5843・0606(6)2月13日
3位 トゥミ「アルファ スリム・デラックス・ポートフォリオ960ポイント
 

米軍防弾チョッキと同じ生地

 米国発の高級バッグメーカー「TUMI」。バッグの両側面には手帳や新聞、内側にはタブレットなど電子機器を収めることを想定してポケットを配してあり、使い手の利便性がよく考えられている。
 米陸軍の防弾チョッキに使われていたという「バリスティックナイロン」という生地でできており、丈夫で耐久性が高い。「デザインと収納性を兼ね備えている」(西口修平さん)、「パソコンを入れないなら、スマートに持てる」(池田保行さん)、同名で革製(5万2500円)も。(1)40.5×30.5×7.5センチメートル(2)1350グラム(3)黒(4)3万3600円(5)トゥミジャパン(電)0120・006・267
4位 フジタカ「マイカ ショルダーバッグ810ポイント
 

スッキリとしたデザイン

 A4サイズのすっきりとした薄型バッグ。「コンパクトで上品。最低限の荷物しか持たない人には最適」(澤田収さん)
 北イタリアでなめされた牛革を使った。明るい色を取りそろえ、女性の利用も多い。「そぎ落としたデザインは新鮮」(草柳了さん)(1)36×29×7センチメートル(2)512グラム(3)黒・紺・赤・キャメル・ベージュ(4)3万4650円(5)イケテイ(電)06・6261・2194
5位 ビジィ・ビーバー「サイズアップ 3ウエイバック780ポイント
 

最大で奥行き7割増、出張にも

 2月に一新する定番品。一見して薄いが側面のファスナーを開けば奥行きが最大で1.7倍に広がる。内側にはワイシャツをおさえるベルトがあり、「通勤に加え、出張用としても利用できる。収納性の高さには驚き」(北林さん)。収納されているストラップを付ければリュックにもなる。(1)40×30×9センチメートル(奥行きは最大15センチメートルに拡大)(2)820グラム(3)黒・紺(4)1万9950円(5)エバニュー(電)03・6804・2860(6)2月上旬
6位 ポーター「リフト 2ウエイブリーフケース740ポイント
 

中身見やすい半透明ポケット

 「内側のポケットは半透明で中身を見分けやすく細部に工夫が感じられる」(北林さん)と、その収納機能で高い評価を得た。2種類の糸を使って高密度に織り上げた光沢のある生地を使用。ブロンズ(銅)など明るい色も。同名で奥行きが広げられるもの(3万1500円)とひと回り小さいもの(2万8350円)も。(1)41×30×9センチメートル(2)1180グラム(3)黒・カーキ・ブロンズ・紺(4)3万6225円(5)吉田(電)03・3862・1021
7位 トライオン「A125D」660ポイント
 

3つの収納スペース

 シンプルな外観の革製バッグ。中は3つの収納スペースに区切られ、「しっかりと分類して収納したい人向き」(真下さん)だ。底には鋲(びょう)が付いており、置いたときにバッグが倒れない。(1)41×31×9センチメートル(2)約1380グラム(3)赤・紺(4)2万7300円(5)トライオン(電)06・6263・8025
8位 ビズ・コンセプト「マルチバッグ 3ウエイ600ポイント
 

手ごろな値段

 縦長の長方形のデザインが特徴のトート型。定期券用ポケットや傘入れが外側に作られ、「実用性では申し分ない」(柚木昌久さん)。生地だけでなく一部ファスナーも防水仕様になっている。価格も手ごろだ。(1)30×39×17センチメートル(2)990グラム(3)黒(4)9345円(5)ノーマディック(電)03・5772・1300
9位 ノックス「エアリーレザー ブリーフケース490ポイント
 

牛革でも580グラム

 素材の牛革を徹底的に薄くし580グラムの軽量に仕上げた。ヨーロッパの郵便局員のバッグを参考にしたという。内側に使った綿のキルティングが電子機器などを保護する。(1)42×29×10センチメートル(2)580グラム(3)緑・紺・グレー・茶(4)2万7300円(5)デザインフィル(電)03・5789・8058
10位 ラガシャ「マニフィカ ラウンドファスナーブリーフ370ポイント
 

スーツに合わせやすい

 落ち着いた雰囲気でスーツに合わせやすい。汚れや水をはじきやすい合成樹脂を素材に使った。開口部が大きく開き、中のモノを取り出しやすい。(1)41×31×8センチメートル(2)約1100グラム(3)グレー・黒・紺(4)3万450円(5)トーリン(電)03・3661・5100

 表の見方 数字は選者の評価を点数に換算した。ブランドまたはメーカー名、商品名。(1)幅×高さ×奥行き(2)重さ(3)展開色(4)税込み価格(5)メーカーもしくは輸入元名と問い合わせ先(6)発売前の場合は発売時期

カジュアルで軽く、時代映す

特にこの10年でも変化したのは、「カジュアル化」と「軽量化」だ。電通総研の松本泰明主任研究員は「クールビズでスーツを着用する割合が減った」ことが大きく影響しているという。通勤服が軽装になり、「頑丈な黒色のバッグを皆が持つという状況が変わってきている」と指摘する。

変化が大きいのはその奥行き。書類やノート型パソコン(PC)から、タブレットやスマートフォン(スマホ)に中身が変わってきた。資料やPCの持ち出しを禁ずる企業も増え、バッグは薄型へと変わった。

それに伴い、タブレットやスマホ用の収納を設けた商品が増加。外側に大型ポケットを付け、満員電車の中でもすぐに取り出せるよう工夫されている。明るい色合いの商品も登場し、男女問わず使われているものも多いという。

以前は手で握る手持ちタイプが主流だったが、今は手持ちと肩かけができる「2ウエイ」、さらに背負うこともできる「3ウエイ」タイプも目立つ。

東日本大震災をきっかけに「自転車通勤が増え、両手が自由に使えるタイプが人気」(東急ハンズの村上貴司さん)になってきた。会社員の通勤の方法や使う道具の変化に応じ、バッグはさらに進化しそうだ。

女性向け、オシャレで実用性も

女性は男性以上に通勤バッグを選ぶのが難しいかもしれない。バッグはモノを持ち運ぶ実用品であると同時にファッションの一部。パンツやワンピースなどの服装、靴の色などに合わせてバッグを変えることも多い。

だがデザインが気に入っても、持ち物をうまく収められなかったり重かったりして機能性も兼ね備えた一品を見つけにくい。そこで身の回りのものを入れるバッグと、タブレットなどを入れるサブバッグとに分けて「仕方なく2つ持ち歩くという女性は多かった」とライターの納富廉邦さんはいう。

最近ではメーカーも働く女性に対応し、毎日使うのに堪えつつ、デザイン性も高い商品を増やし始めている。高級ブランドのプラダでもタブレットなどをきちんと収められる収納力があり、スマホや手帳など向けのポケットを外側に置いた商品を展開。女性のバッグも工夫が凝らされつつある。

  ◇  ◇  ◇  

 調査の方法 販売店や専門家への聞き取りからビジネスバッグの売れ筋32品を選定。専門家が実際に商品を手にしたうえで、通勤向けにお薦めの物を選んでもらった。選者は以下の通り(敬称略、五十音順)

 池田保行(ファッションライター)▽北林芳武(「Bagazine」編集長)▽草柳了(小田急百貨店紳士服部バイヤー)▽澤田収(そごう・西武紳士雑貨バイヤー)▽高塚佳伸(三越伊勢丹紳士鞄バイヤー)▽西口修平(ビームスFディレクター)▽納富廉邦(ライター)▽真下信一(東武百貨店紳士洋品雑貨バイヤー)▽村上貴司(東急ハンズ池袋店バッグ&トラベルフロア主任)▽柚木昌久(「MonoMax」編集長)

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