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操作しやすいデジタルフォトフレーム 何でもランキング 音楽・動画も楽しめる

2011/3/5

 デジタルカメラで撮った思い出を飾るのに便利なのが電子写真立て「デジタルフォトフレーム」だ。たくさんの画像を数秒おきなど一定の間隔で自動的に映し出す。子どもの写真データと一緒に祖父母へのギフトにする人も多い。初心者でも使いこなしやすい機種を専門家が試用して選んだ。

1
770ポイント
ソニー エスフレーム DPF-D720
 独自の液晶技術で、写真をきめ細やかに表示する。機能も豊富で、小さな写真を並べて選べるインデックス表示は1画面で最多32枚を一覧=写真右下。曜日ごとに設定時刻になると電源を自動的にオン/オフする機能も。縦置きにすると枠下部のロゴ「SONY」が自動的に消える。本体ボタンは裏面上部にあり操作しやすい=写真右上。本体色は黒、白、赤を用意。
 「メニュー画面の反応が速くストレスがない」(山口真弘さん)、「メモリーカードの画像をリモコンのボタン一つで取り込める」(平澤寿康さん)、「画面に表示する時計のデザインが多種から選べる」(鴻池賢三さん)
 (1)7型(2)800×480(3)約2ギガバイト(4)1万1800円
2
610ポイント
富士フイルム DP-701SH
 最新の液晶を使い、鮮やかな画質を実現。赤外線通信機能の付いたデジタルカメラや携帯電話から画像を受信できる=写真右下は受信部。設定時刻(1分単位 になると毎日、電源を自動的にオン/オフする。誕生日などの設定日時に10通りのメッセージ文を表示する記念日機能も。画面上のメニュー表示が直感的に使え、操作性に優れる=写真右上。リモコンの反応も機敏。フレームはアンティーク調で、色は黒、白、赤をそろえた。
 「今回では最高レベルの画質で、滑らかに階調を再現できる」(山田久美夫さん)、「スライドショー(自動再生)を詳細に設定できる」(江口靖二さん)
 (1)7型(2)800×480(3)512メガバイト(4)1万2800円
3
560ポイント
LGエレクトロニクス F7010N-PN
 フレームの前面右側に赤く光るタッチセンサー(使用後は自動消灯)を搭載し=写真右上、リモコンなしでも指先で簡単に操作できる。メモリーカードを挿入すると画面に操作メニューをすぐ表示するなど直感的に使いやすい。電源を入れた時にギフトメッセージを表示でき=写真右下、41種類の文例から選べる。USBケーブルで接続すればパソコンの小型モニターとしても使える。本体色は黒のみ。
 「リモコン操作が容易で機能も充実。バランスがよい」(安蔵靖志さん)、「フレームがおしゃれでスタンドもデザイン性がある」(戸田江里子さん)
 (1)7型(2)800×600(3)2ギガバイト(4)9800円
4
530ポイント
富士フイルム DP-S7V
 着脱可能の木製フレームで額のように使える(本体色は黒)。自動オン/オフ機能は「毎日」「平日」「休日」から選べる。多様なメモリーカードに対応。「色の再現や明暗の描き分けが自然」(本田雅一さん)、「木製フレームは年配へのギフトに向く」(神原サリーさん) (1)7型(2)800×600(3)512メガバイト(4)9800円
5
460ポイント
コダック イージーシェア P750
 設置場所の光と音を感知して自動的にスイッチをオン/オフする。人の顔に自動ズームする機能も。リモコンは磁石で本体に装着可。音楽や動画は再生不可。本体色は黒のみ。「リモコンはシンプルで反応良好。メニューは動きがある操作感で洗練」(鴻池さん) (1)7型(2)800×600(3)2ギガバイト(4)9980円
6
320ポイント
パナソニック MW-5
 室内の明るさを感知し輝度を自動調整。室内灯消灯で電源オフする機能も。スタンドは50~75度の範囲で調節可能。動画や音楽の再生は不可。本体色は黒と白。「本体裏側のボタンが棒状のジョイスティックで直感的に操作できる」(山口さん) (1)7型(2)800×480(3)128メガバイト(4)9980円(予約価格=3月中旬発売)
7
280ポイント
エンティス EN-SLIM800
 背面を曲面にした独特のデザインで、スタンドがなくても自立する。側面下部には静電タッチボタンを採用。クセのない画質。映り込みの少ない液晶パネルを使っている。本体色は黒と白。「フレームの幅が狭いためデザインバランスがよい」(安蔵さん) (1)8型(2)800×600(3)1ギガバイト(4)1万2800円
8
270ポイント
パイオニア HF-A725-W
 メモリーカードを挿入すると、すぐに写真を表示する。1画面を4分割して4枚の写真を表示する機能も。波の音や鳥のさえずりなどの音源を内蔵しており、写真を見ながら楽しめる。本体色は白のみ。「デザインや操作性はよく考えられており、難しさを感じない点はいい」(山田さん) (1)7型(2)800×480(3)2ギガバイト(4)1万1800円
9
260ポイント
パンテック PHOTO-U SP01
 通信機能を内蔵し、携帯電話やパソコンのメールで画像を直接受け取れる。動画(フラッシュアニメ除く)と音楽再生は不可。本体色は白のみ。「auとの契約が必要だが、写真はどの携帯会社の端末からも送れ、柔軟性が高い」(斎藤幾郎さん) (1)7型(2)800×480(3)1ギガバイト(4)1万8900円+月額料金1440~1830円(いずれも指定オプション未加入の場合)
10
240ポイント
トランセンド PF730
 シンプルな操作性ながら、ズームや縁取り効果など多彩な表示機能が楽しめる。音楽の再生は「MP3」など3つのファイル形式に対応する。本体色は黒と白。「画面は非光沢で映像が見やすい」(平澤さん)、「全体的にバランスがいい」(江口さん) (1)7型(2)800×600(3)2ギガバイト(4)9980円

 デジタルフォトフレームは写真の入ったメモリーカードを本体に挿して使う。パソコンと違って電源を入れるとすぐ使え、操作も比較的簡単だ。上位にはその中でも使いやすい機種が並んだが、1位の製品はリモコン操作のわかりやすさや動作の機敏さが初心者にもやさしいと高評価だった。

 画質は今回10位内に入った機種は平均的な水準を超え、おおむね専門家の合格点を得た。ただ、階調(色の濃淡の変化)の再現力などで違いがあるほか、色合いの派手さなども会社によって異なる。こだわるなら見慣れた写真をメモリーカードに入れて店頭に持って行き見比べるといい。

 音楽や動画も再生できる機種が増えており、今回は5、6、9位を除く7機種が対応している。デジカメで撮影した動画を見ることはもちろん、パソコンに保管した楽曲をカードに移して再生することもできる。

 カードからデータを移せる本体内蔵メモリーを持つ機種も便利。容量はまちまちだが、今回は全機種が搭載する。1位は2ギガ(ギガは10億)バイトあり、取り込む際に画像サイズを画面の大きさに合わせて自動変換し、約4000枚保存できる。

 100ボルト電源(ACアダプター)で動き、消費電力は数ワットから10ワット前後が大半で、パソコンやテレビと比べると少なく済む。ただ、つけっ放しで使うことも多く、消費電力が気になるならタイマーでオン/オフできる機種がおすすめだ。

通信機能で携帯から受信も

 最近増えているのが通信機能を備え、携帯電話などから直接、写真を受信できる機種だ。NTTドコモ、ソフトバンクなど携帯各社が発売。ニュースや星占いなどの情報や画像の配信サービスも用意する。9位もKDDIが販売。別途、新規契約事務手数料のほか、月額使用料とパケット通信料が必要だが、au以外の携帯電話やパソコンからも受信できる。

 デジタルフォトフレームが注目されるのは携帯電話のカメラの性能が向上したことも大きい。気軽にデジタル写真を観賞したいというニーズが高まっている。「今後は(スマートフォンにも使われる基本ソフトの)アンドロイドで動く機種も出る。テレビのリモコンなどと一体化した機種が家庭に浸透するのでは」と写真家の山田久美夫さんは予測する。


 表の見方 数字は選者の評価を点数化。(1)液晶サイズ(2)解像度(ピクセル)(3)内蔵メモリー容量(4)3月上旬の東京の家電量販店やネットの実勢価格。外形サイズはいずれも横19~21センチ前後×縦14~16センチ前後
 調査の方法 民間調査会社がまとめた家電量販店の販売ランキングを基に、メーカー推薦も含めた18ブランド20機種を候補として選定。専門家が実際に試用し、初心者におすすめの機種を挙げてもらった。選者は次の通り(敬称略、五十音順)。
 安蔵靖志(オールアバウト「パソコン周辺機器」ガイド)▽江口靖二(デジタルメディアコンサルタント)▽神原サリー(家電コンシェルジュ)▽鴻池賢三(AV評論家/オールアバウトガイド)▽斎藤幾郎(デジタル系ライター)▽戸田江里子(ハッピーコム代表)▽平澤寿康(テクニカルライター)▽本田雅一(フリーランスジャーナリスト)▽山口真弘(テクニカルライター)▽山田久美夫(デジタルカメラ情報サイト「DigitalCamera.jp」主宰・写真家)

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