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知らぬ間に塩漬け、目減りも 確定拠出年金の落とし穴 気になる確定拠出年金(4)

2017/5/18

 「そのうち、次の『年金問題』になるのでは」――。専門家がこう指摘するのは、退職後の移行手続き。退職時に会社型確定拠出年金を手元に移す手続きをしないままうっかり6カ月超がたつと、資産が売却されて現金化されたうえで国民年金基金連合会に預かられ、毎月手数料が差し引かれて目減りしてしまうのです。

 一方「個人型確定拠出年金(iDeCo、イデコ)」にもおさえておきたいポイントがいくつかあります。被保険者の区分の違いによって月々に拠出できる金額の上限が異なることなどです。

 また、iDeCoでは膨大な運用商品から自ら投資先を選ばなければなりません。戸惑いの声を踏まえ、厚生労働省は確定拠出年金制度の改革案として「運用商品数に上限を設ける」方向で検討を始めました。

 崔真淑が、素朴な疑問の数々を、確定拠出年金教育協会の大江加代主任研究員にうかがいました。

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 気になる世界経済、日本の景気の行方はどうなる? 経済を動かすカギとは? 日経CNBCコメンテーターの崔真淑が取材する番組「SAIが行く!~ウーマンエコノミストの気になる今!~」のリポートをお届けします。毎週木曜日掲載。


崔真淑
 マクロエコノミスト。日経CNBCコメンテーター。GOOD NEWS AND COMPANIES代表。1983年生まれ。神戸大学経済学部、一橋大学大学院(ICS)卒業。大和証券SMBC金融証券研究所を経て、2012年に独立。経済学を軸にニュース・資本市場解説を行う。

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