「結局、経済効果はあるの?」 プロの「プレ金」分析
気になるプレミアムフライデー(5)
気になる世界経済、日本の景気の行方はどうなる? 経済を動かすカギとは? 日経CNBCコメンテーターの崔真淑が取材する番組「SAIが行く!~ウーマンエコノミストの気になる今!~」のリポートをお届けします。毎週木曜日掲載。
プレミアムフライデー推進協議会事務局は、プレミアムフライデーの実施状況に関するアンケート調査の結果を発表しました。
それによるとイベントや販促キャンペーンを実施した654社のうち、約3割の企業が売り上げが伸びたと回答しました。従業員が3,000人以上の企業では、約6割が増えたと回答しました。また、次回以降の実施も検討している企業は86.9%にのぼり、多くの企業がプレミアムフライデーを継続する方針を示しました。
2月24日の初回のプレミアムフライデーにおける百貨店の売上高は、前年同月の最終金曜日と比べると、J・フロントリテイリングは17.0%増、高島屋は6.0%増、そごう・西武が5.6%増など、各社とも売り上げが伸びました。
マーケットを長年見ているプロはプレミアムフライデーをどう見ているのでしょうか。マーケットや投資家からの反応、プレミアムフライデーのメリット・デメリットなどを、崔真淑が、ドイツ証券シニアアナリストの風早隆弘さんに伺います。
崔真淑(さい・ますみ) マクロエコノミスト。日経CNBCコメンテーター。GOOD NEWS AND COMPANIES代表。1983年生まれ。神戸大学経済学部、一橋大学大学院(ICS)卒業。大和証券SMBC金融証券研究所を経て、2012年に独立。経済学を軸にニュース・資本市場解説を行う。
ワークスタイルや暮らし・家計管理に役立つノウハウなどをまとめています。
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