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SAIが行く!/日経CNBC

有休取得で消費を後押し 「プレ金」気になる経済効果 気になるプレミアムフライデー(1)

2017/3/16

 気になる世界経済、日本の景気の行方はどうなる? 経済を動かすカギとは? 日経CNBCコメンテーターの崔真淑が取材する番組「SAIが行く!~ウーマンエコノミストの気になる今!~」のリポートをお届けします。毎週木曜日掲載。

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 2月24日にいよいよ始まった「プレミアムフライデー」。政府と経団連が連携して全国の企業に対し、月末金曜日に早期帰宅をよびかけ消費の喚起を促す取り組みです。

 プレミアムフライデーとは、経済産業省が推進する「個人が幸せや楽しさを感じられる体験や、そのための時間の創出」を促すことで、

(1) 充実感・満足感を実感できる生活スタイルの変革への機会になる

(2) 地域等のコミュニティー機能強化や一体感の醸成につながる

(3)(単なる安売りではなく)デフレ的傾向を変えていくきっかけとなる

という3つの効果につなげていく取り組みです。

 そもそもなぜ、今の日本にプレミアムフライデーが必要なのでしょうか。崔さんが考える理由は2つあります。

・「有休取得率の向上」

・「消費の活性化」

 日本は海外に比べて有休取得率が低く、その理由には「同僚が休みを取っていないから」といった声が上位に挙がります。そんな日本だからこそ一斉に早期退社の雰囲気を作る事が有効です。さらにプレミアムフライデーのようなイベントがあれば消費マインドが変わり、結果的に景気・雇用・賃金の上昇も見込めます。

 今回は経団連・産業政策本部上席主幹の小川尚子さんと、みずほ総研・経済調査部主任エコノミストの宮嶋貴之さんに崔さんがインタビュー。プレミアムフライデー実施に至った経緯とプレミアムフライデーが消費に与える影響などを聞きます。

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崔真淑(さい・ますみ) マクロエコノミスト。日経CNBCコメンテーター。GOOD NEWS AND COMPANIES代表。昭和女子大学現代ビジネス研究所研究員。化粧品会社エイボン・プロダクツ社外取締役。1983年生まれ。神戸大学経済学部、一橋大学大学院(ICS)卒業。大和証券SMBC金融証券研究所(現:大和証券)では株式アナリストとして活動し、最年少女性アナリストとして株式解説者に抜てきされる。2012年に独立。経済学を軸にニュース・資本市場解説をメディアや大学等で行う。若年層の経済・金融リテラシー向上をミッションに掲げる。

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