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酢じょうゆだけじゃない 意外に多い味噌だれギョウザ

ギョウザ(8)

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日本でも場所によって食べ物食べ方に違いがあるように、ギョウザの本場中国でももちろん違いがある。

ご意見 香港の大衆食堂の水ギョウザとワンタンのポジションは、上海の布陣とは明らかに違います。彼の地で麺を売るお店では、水ギョウザ麺もワンタン麺もあります。名前が「水餃麺」と「雲呑麺」なので混同しようもありません。私がこの前お送りした写真は水ギョウザ麺です。
 また、これらから麺を抜いたメニューも、両方あります。名前は「浄水餃」「浄雲呑」(「浄」とは「正味、中身だけ」の意味)。どちらもスープの中に水ギョウザだけ、またはワンタンだけが浮いています。中国大陸の水ギョウザと大きく異なるのが、ゆで汁でなく麺類用のスープが張ってあるところです。
 おまけにギョウザの皮が薄いので、ワンタンとどこがどれだけ違うやら…と思ってしまうんです。ということで、上海と香港では違うんだなあと確認いたしました。上海では、ギョウザがよりギョウザらしいあり方でいられるのかも知れません(日野@名古屋さん)

そういうことのようである。上海にお住まいの方からはワンタンに見えても、香港ではれっきとしたギョウザ。

九州人から見ればただの野菜ラーメンでも、彦根の人にしてみればれっきとしたちゃんぽん。ぐやじー。

モモちゃんから、上海のギョウザ写真を大量に送っていただいた。本場・中国のギョウザはいかに?

ご意見 大連やその周りの地域は海に囲まれているので水ギョウザの具に魚を入れることも多いようです…サバギョウザは結構メジャーです。でも、他の地域では見かけたことがないですね。
 また、四川で食べた水ギョウザはラー油のたっぷり入ったタレがついてきました。普通は好みでラー油を加えるものなのですが、デフォルトがラー油入りのタレなんですね。
 北方では水ギョウザが中心ですが、北京ではギョウザを筒状に閉じて(両脇を閉じない)焼く「鍋貼(グオティエ)」というのがあります。南の方に行くにしたがって、ギョウザは主食からサイドメニューへと変化し揚げギョウザや焼きギョウザ、蒸しギョウザが登場してきます。
 ところでギョウザの大きさが問題になっていますが、やはり中国の北方には盒子(日本語だとホォズかなあ)というのがあって、これがギョウザのオバケのように大きいんです。中の具はなんでもよくて、実にギョウザと似ています。
 また、皮は少し違いますが焼儿餅(シアルビン)というのもありますね。これは最近、都内の縁日などで「シャーピン」という名前で見かけることがあります。

ということで写真をどうぞ。

モモちゃんからは「ギョウザ(6)」でふらんさんが話題にされた「直径1メートル鉄鍋ギョウザ集団調理」の写真も送っていただいている。この写真の右半分は「生煎というもので焼き方は焼きギョウザとほぼ同じですが、ゴマとネギ散らしてあるのが違いますね。生煎の方は、焼き小籠包とでも言うべきもので、かじると中からスープが飛び出します。覚悟なくかじりつくと火傷します」とのことである。

それにしても、自分で言うのもなんだが、このサイトってためになるなあ。

デスク、写真を間違わないように張り付けてね。

デスク確認 これで合ってる?

国内に目を転じよう。にわかに神戸が注目されている。神戸のギョウザってこうだったの?

ご意見 神戸南京町。「神戸名物 みそだれ餃子」を発見しました。「いつのまに名物になったんだ?」というツッコミはおいといて、みそだれとは言っても名古屋のあの"まったり、甘甘、こってりみそ"ではなく、お酢が入ってさっぱりしたたれでした。昼日中というのにやっぱりビールがうまかったです。ぐびぐびぐび(いけずな京女43歳さん)

これが個店のメニューかと思ったら大間違い。

ご意見 神戸と言えば中華ですが、神戸にはギョウザオンリーの専門店(ご飯なしの張り紙あり)が昔から有名で、何店かあります。とにかく小汚く、ギョウザとビールでさっと食べて出るという感じです。
 ギョウザ専門店ならあちこちにあり、あまり珍しくないと思いますが、その全てがタレに味噌を入れる、またはタレ代わりに味噌なのです。どのお店も特製らしくそれぞれ味も違いとにかく美味しいです(お名前ありません)

考えてみると私は大阪に長いこと住んでいて、その間神戸には何度も行っているにもかかわらずギョウザを食べた記憶がない。従って神戸でギョウザが味噌だれにまみれて食べられているとは想像だにしなかった。これはニュースである。

いや待て。ギョウザだけではないぞ。

ご意見 神戸の新開地という駅の新開地通りにある春陽軒のぶたまんには味噌だれです…小ぶりなんですけど、551みたいに甘くないし味噌が絶妙なんですよ。いつも行列作ってたお店で、地元っ子にとっては、「客のもてなし」の一つだったんです。親戚のおじちゃんはこれで高血圧になったって真顔で言ってます。
 ぶたまんに味噌。これは美味しいので機会があったらお取り寄せで試してみてくださいませ。皮が硬めでかみしめると味がある感じのぶたまんです(るちんさん)

「春陽軒 新開地」で検索したら一発で出てきた。なるほど、この味噌ね。これもニュースである。と思っていたら宇都宮にもニュースなギョウザがあった。

ご意見 旅の途中に宇都宮にて。最初から味噌ダレと大量の小ネギと「赤い絆」のかかったタイプです。ノーマル系のも各種あったンですが、見た目のインパクトに惹かれて。このようなギョウザ、へその緒を切って以来初めて見ました。
 定食で頼みましたが味噌汁は大量、香の物はゴボウの味噌漬けと味噌三昧! ちなみに各種ある水ギョウザも味噌スープ仕様。店内のポスターから味噌の醸造元がやってるお店と判りました(『青源みそしる亭』にて半ライス大盛りさん)

味噌汁にギョウザを入れちゃったの? いいけど。

「赤い絆」っていい表現である。でも私にその絆はいらない。誰かにあげる。

デスクすかさず じゃ、もらった。

京都の「王将」ではかつてタダ券を配っていたという話があったが、タダにする方法はそれだけではなかった。

ご意見 私の学生時代、ギョウザの2大勢力であった大阪「王将」か京都「王将」かは忘れましたが、大学近くの「王将」で「30分で10人前食べたらタダ」というのがありました。ギョウザは普通サイズより一回り大きめで1人前6個、計60個でした。食べられなければ当然10人前分お金を払わなければなりません。1人前130円だったかな? 私も挑戦し25分くらいで食べたのを覚えています。
 完食者の名前とタイムが壁に張り出されており、大学運動部のご用達の店でした。ありがたかったなぁ。
 また、京都木屋町の京都「王将」では、苦学生のために食事をしてその値段分の皿洗いをしたら「タダ」というありがたい制度がありました。両方とも今でもあるのかなぁー(浪速虎さん)

前者はよくあるケースだが、後者の「食べた分皿洗いすればタダ」というのは泣ける制度である。私の学生時代にそんな店があったら絶対皿洗いに励んでいたと思う。現在、家で皿洗いに励んでいるのは別の理由による。

デスク質問 どういう理由?

学生諸君とギョウザでもう1件。

ご意見 千葉県野田市に本店があるチェーン「ホワイト餃子」の略称は地元の学生の間では「ホワギョー」以外考えられないそうです。某サークルでは新歓コンパはホワギョーが定番で、とりあえず1人40個を注文し終盤になると「ジャンケンギョウザ」がスタートします。これは先輩・後輩の間でジャンケンをし、負けた方が年の差×4個がノルマとして科されるそうです。
 私のいた大学の定番は某愛知出身カレーチェーン店で、20分で完食し写真を壁に張ることでした。どう考えてもホワギョーの方がいいなぁ(うばざめさん)

カレーチェーンの話は巨大カレーの早食いのことであろうが、ギョウザの大食いも含めて後先考えない食べ方に挑戦できるのは、私の身辺ではデスクしかいない。

デスクきょとん そんな、お坊ちゃん育ちの僕に早食いは似合わないっすよ。

野瀬 いまでも十分、ビデオの早送り状態で食べてるよ。

ベティー隊員 私もデスクがゆっくり食べているところは見たことない。

次なるテーマは「おにぎり」である。おむすび、にぎりめしと呼ぶ方もおられようが、とにかくあれね。

札幌のちろこさんからいただいたメールによると、北海道の民放番組に「おにぎりあたためますか」というのがあるそうである。調べるとHTB北海道テレビの深夜番組だが、まずこのようなタイトルの番組があるということは北海道ではおにぎりを温めるのが普通なのだろうか。それとも絶対にそんなことはないからこそ、番組名に採用されたのであろうか。

おにぎりは球形が基本か三角が基本か。中にいれる具に土地による違いがあるのか。そんなこんなを含めて秋の行楽のお供、おにぎりを深く考察していきたい。

デスク乱入 おいなりさんはおにぎりの亜種か、ってのは?

野瀬 また隊長を刺激するう。

(特別編集委員 野瀬泰申)

[本稿は2000年11月から2010年3月まで掲載した「食べ物 新日本奇行」を基にしています]

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