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ギョウザライスは全国的? ギョウザ定食との違いとは

ギョウザ(7)

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NIKKEI STYLE

前回のデスク激食記はいかがであったろうか。あれだけ食べることに情熱を持ち、かつ情熱を燃焼させられるだけの体力を備えているというのは、実に幸せなことであると思う。

私もこれまで様々な食べ物を取材した。お店のことも書いた。だが、デスクみたいには食べたことないぞ。あんなには食わなかったぞ。というか胃袋の大きさが違う。強度が違う。

デスクえへん どんなもんだい!

私は彦根に行った。彦根にはびこる、じゃなかった彦根で愛され続けている「ちゃんぽん」の取材をしていた。九州人驚愕の和風野菜ラーメンなのだが、これが全国展開を始めているのである。

彦根でちゃんぽんを食べさせる店を探す必要があった。そのためには町をほっつき歩かなければならない。近くの喫茶店に入り、店の人にちゃんぽんのおいしい店を尋ねた。

「ちゃんぽんの研究してはるん?」

「いや、研究というのではないのですが、九州生まれで子供のころからチャンポンを食べて育っていますので、彦根のちゃんぽんはどうなのかなあと思って食べ歩いているんですよ」

すると店の人が薄く笑いながら

「彦根ちゃんぽんは九州のとだいぶ違うらしいですねえ」

「ええ、だいぶというか全然違います」

そう答えたときだった。

隅の席で拡大鏡を使って新聞を読んでいた60年配の男性がふと顔をあげた。

「九州にもちゃんぽんあるのん? ちゃんぽんは彦根のもんとちゃうのん」

私は逃げるようにその店を後にしたのだった。

翌日は金沢。ここではハントンライスを食べた。はい、証拠写真。

いつの間にかギョウザも7回目を迎えた。今回もたくさんのメールをいただいている。

ご意見 宇都宮や静岡のようにギョウザ専門店が軒を連ねているわけではありませんが、統計を見る限りでは新潟も消費量は結構上位にあがっているようでした。実際、ラーメン店ではほとんどギョウザを置いていますし、かなりの人が注文していますね。
 ギョウザといえば、もともと中国の東北部が本場。日本には旧満州経由で入ってきた例が多いとのことですが、新潟の食堂の水ギョウザも、新潟港が満州航路の要港であったことと関連しているのかもしれません。新潟から満州開拓に行った方もかなりいるようですし。ちなみに新潟市はハルビン市と友好都市になっており、日本からは唯一定期便が就航しています。
 話は変わりますが、「ギョウザライス」というメニューは全国的なものなのでしょうか?西日本にもあるのかな? ラーメンに追加する「ギョウザ+ご飯」ではなく、ラーメン抜きの定食としての、それです(あがきた@新潟さん)

新潟も隠れたギョウザ都市? フレンドのファストフードギョウザを考えると、あるいはそうかも。

ギョウザライスについては私が何か書くより、このメールを。

ご意見 東京銀座7丁目ヤマハビルとガスビルの裏にあった「東華飯店」。店名は自信あるが漢字は? 店は今もあるのか、青春の思い出です。「ギョウザライス」は絶妙な味でした。小生、パールビル8階で仕事、残業の夜食に出前、おいしかった!!
 その後、これを超えるギョウザは小生の人生にありません。大阪の珉珉のギョウザや各地で美味いといわれるギョウザを食したが「トウカハンテン」ギョウザライスを超えるギョウザには出合っていません、是非、調べて下さい!
 当時のミュージシャンは味を知っていますよ(モップスとか)、古過ぎるか? 前店主の味が継承されていれば一押しギョウザです。死ぬまでにもう一度トウカハンテンのギョウザ食いたい!!(yumekoboさん)

このように、東京では熱烈な愛好者が存在する。大阪でもギョウザライスのメニューを見たことがある。でも、西日本全域でどうなっているかは知らない。

デスク考察 ギョウザライスはギョウザとご飯。これに味噌汁あるいはスープ、お新香が付くとギョウザ定食になる。ちなみに、確かモップスの鈴木ヒロミツは中学・高校の先輩だったような…。

(特別編集委員 野瀬泰申)

[本稿は2000年11月から2010年3月まで掲載した「食べ物 新日本奇行」を基にしています]

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