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海を望むイタリアン 三浦半島の野菜、地魚にこだわる 三浦半島・三崎でまぐろ三昧(3)

2017/1/31

 三崎は三浦半島の先端にある。鉄道はJR横須賀線なら久里浜まで、京浜急行も三崎口までだ。三崎港までは、しばらくバスに揺られることになる。

広大な野菜畑

 そんな三崎までの車窓で目につくのは、広大な畑。首都圏に近い三浦半島は、野菜の一大産地でもある。三崎でも、そんな三浦半島の野菜が味わえる。三崎港に面し、カウンターからは海が見えるイタリアン「Misaki Italiano Bocca」は、そんな三浦半島の野菜と三崎の地魚にこだわったお店だ。

青い壁のBoccaは2階、海がよく見える

 オーナーシェフの安達悟さんは、かつて新宿でイタリアンのお店を経営していた。しかし、三崎の食材にほれ込み、足繁く三崎に通い、ついには店を三崎港の真ん前に移した。新宿時代は雑居ビルの裏側が見えていたというキッチン向かいの窓からは、今ではカウンター越しに、青く輝く海が広がる。

 三方を海に囲まれた三浦半島は、冬温かく、夏涼しい。温暖な気候を生かし、古くから露地野菜中心の農業が盛んだ。特に三崎のある三浦市は、神奈川県を代表する野菜の産地として、全国的にも名を知られる。

三浦半島は取りたて野菜に事欠かない

 冬は大根、キャベツ、夏はスイカ、カボチャ、メロンなどが主たる産品だが、東京が近いこともあり、フレンチやイタリアンなどで使われる珍しい西洋野菜の生産も行われている。

「Bocca」では、そんな三浦半島の野菜を、季節に合わせてふんだんに料理に取り入れる。使う野菜は、朝、取りれたてを農家から仕入れたものだ。

超薄焼三浦野菜のサラダのせピッツア

「超薄焼三浦野菜のサラダのせピッツア」には、薄く焼いたピザ生地の上に葉ものからトマトまですべて三浦産の生野菜をたっぷりのせる。具が生野菜なので、石窯では焼かない。ただし、サラダの上に粉チーズがのる。ピザの証だろうか? しかし、これが味のいいアクセントになっている。

ワインにも合う

 サラダはなかなかメインにはなりにくいメニューだが、こうしてピザ生地の上にのせれば主食にもなる。ホットスパイスをかければ、さらに味が膨らみ、ワインにも合うに違いない。

バーニャカウダー

 イタリアンで野菜を堪能したかったら、バーニャカウダーだろう。「Bocca」では、季節ごとのおいしい野菜を選び、バーニャカウダーの構成も季節によって異なるのだという。冬は大根など根菜が特においしい。

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