あの高級レストランを手軽に 定額で楽しむ17日間
あこがれの高級レストラン。評判のあの料理、味を試してみたいとは思っても、いざ予約となると「いったいいくらかかるの?」「イチオシのメニューはいったいどれ?」と尻込みしてしまうもの。
そんな人にお勧めのイベント「ジャパン・レストラン・ウィーク2016サマープレミアム」が、7月22日(金)から8月7日(日)まで、全国15都市の約340店舗で開催される。
注目は「定額料金」。ランチなら2000円/3000円、ディナーなら5000円/7000円が基準。参加店ごとに、このうちのいずれか、あるいは複数の価格で期間限定の特別メニューを用意する。
例えば、四谷にある「ミシュランガイド東京」一つ星のレストラン「ラノー・ドール」では、看板メニュー「幻の卵の半熟蒸し トリュフとフォアグラのソース」から始まり「オーストラリア産仔羊ロースのロティ バジル風味ソース」をメインに据えた、通常1万2000円相当の特別コースが7000円で食べられる。
パリやローザンヌの三つ星、五つ星店で腕を磨いた谷川康信シェフが調理する厳選食材…。しかもバターや生クリームの使用を極力抑え、デザートには低カロリー甘味料を使うなど、味と栄養バランスにこだわった逸品だから、価格以上の「ありがたみ」を感じられるはずだ。
「ジャパン・レストラン・ウィーク」の基本コンセプトは、普段は行かない、ちょといいお店に行く機会を提供すること。そこで、食事の場での会話の楽しみやマナーを知り、さらには各都市の食の持ち味など広く「食文化」にも触れてもらおうというものだ。
普段はなかなか口にできない食材を、美しい食器や盛りつけで食べれば、食欲が満たされるだけでなく、感性も磨かれるはず。
そうしたコンセプトから、子ども連れの家族に対応したメニューを用意する店もある。この機会に、子どもたちを食文化に触れさせ、食事の場にふさわしいふるまいを学ばせるのもいいだろう。
予約は、きょう7月7日(木)から受け付ける。店舗の詳細、予約方法については、専用サイト(http://jrw.jp/)から。
(渡辺智哉)
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