マネー研究所

20代から始めるバラ色老後のデザイン術

10年間の暮らし方で1000万円の貯蓄差が生まれる きょうの積み重ねがバラ色老後をつくる(1)

 

2012/9/4

 若いうちからバラ色老後の準備を始めようというこの連載ですが、20代からバラ色老後を考えるに当たって、60歳になるまでの人生のことを少し考えておく必要があります。なぜなら、これからの人生そのものが、バラ色老後を準備するカギを握るからです。今月のテーマは「きょうの積み重ねがバラ色老後をつくる」です。

■20代の人生は、自由に描ける白地図のようなもの!

 20代の人生は、まだ白地図のようなものです。

 筆者も20歳の頃や25歳の頃を思い返してみると、人生には無限の多様性があったなあと思います。いくつかの人生の分岐点で「もしも○○していたら」「もし△△だったら」という部分が多いからです。

 就職活動のときまでさかのぼり、別の会社で採用されていたら、本欄で連載して多くの人にメッセージを送る仕事についていなかったでしょう。図書館や博物館のデザインをする仕事をしており、年金に興味をもたない日々を過ごしていたかもしれません。

 プライベートにおいても、いろんな人と交際する機会について全く違う人生を歩んだかもしれません。別の人と結婚していたり、違う時期に子供ができていたり、別のグループに属して友人関係を築いていたら、今とまったく違う人生を歩んでいたことでしょう。

 45歳あるいは50歳になると、もはや人生の可能性は広くありません。新しい恋が始まることも、ベンチャー企業でゼロからチャレンジすることも、ほとんどありません(可能性ゼロではないですが)。むしろ、今ある現実を見据えて、自分の老後を少しでもバラ色に近づけることが大切になります。

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