マネー研究所

20代から始めるバラ色老後のデザイン術

普通の会社員が投資でカモにならないための6カ条 20代から始める 誰でもできる資産運用入門(2)

2013/3/12

 バラ色老後の実現に欠かせないスキルである資産運用を学んでいくため、今月は「20代から始める 誰でもできる資産運用入門」をテーマにお話ししています。今週は具体的な投資の考え方やテクニックを述べる前に「投資に対する幻想」「運用に対する誤解」を打ち砕いてみようと考えています。

■投資でカモにされないために必要なこと

 もしあなたが「何となく株でもうけたい」と思っているなら、ほぼ間違いなくマーケットでカモにされることでしょう。あるいは「自分は知識がないから、金融機関の人に教えてもらえばいい」と思っているなら、金融販売業者のカモにされるのがオチでしょう。

 もちろん、普通の会社員がプロと同じ知識や経験を持つことは不可能です。しかし、だからこそ「できるだけシンプルで、できるだけプロにだまされない投資知識」が必要です。それをもとに自分の投資スタンスを定めていく必要があるのです。

 今回は6つのキーワードを紹介します。これらを自分なりに考えられるようになったら、あなたはカモにされる可能性がいままでの10分の1以下、あるいは100分の1以下になるはずです。それでは一緒に考えていきましょう。

■投資に対する幻想を打ち砕く3つのキーワード

 まず最初に、投資に対するあこがれや幻想を一度打ち砕いてみたいと思います。これから述べる3つのキーワードについてしっかり理解できれば、あなたは一生お金でだまされずにすむでしょう。

【キーワード1】 自分はスーパーマンではないと自覚する

 投資をスタートするとき、人はなぜか自分が投資の才能があるのではないかと錯覚してしまいます。実は自分には隠れた才能があり、売買のたびお金を倍々に増やせるのではないか、などと根拠のない自信に満ちあふれて投資に挑み、あえなく失敗してしまいます。これは行動ファイナンスなどの研究でも自信過剰(オーバーコンフィデンス)の愚として知られています。

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