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戦隊モノ、アイドル…、グループにおける色と役割の関係 日経エンタテインメント!

2011/12/5

 多くのグループのメンバーには自分のキャラクターを象徴する「色」がある。そのルーツが戦隊物。ヒーローたちに見る「色分けの法則」とは?

 グループを構成するメンバーを個々に見たとき、重要なのが「キャラクター分け」だ。同じタイプのキャラクターがカブっていては、目立つどころか、共倒れになる可能性が高い。優秀なグループほど、キャラ分け・役割分担にムダがなく、結果としてグループにしか出せない「大きな力」が生まれるともいえる。

表1 色それぞれが持つイメージ

 その「キャラ分け」において、欠かせない役割を果たしているのが「色」だ。リーダーシップを発揮する赤。クールで英知を感じさせる青。明るく元気な黄。優しくかわいらしいピンク。成長過程の若々しい緑。色彩学の分析を見るまでもなく、日本人の色彩観はこんなイメージに集約されている(表1)。これは1975年から2年間放映された特撮ドラマ『秘密戦隊ゴレンジャー』(テレ朝系)の影響にほかならない。性格を象徴する色分けキャラクターをこの番組が作ったのだ。

マンネリ化に見せない工夫

 その色彩観は毎年子どもたちの潜在意識に刷り込まれてきた。2011年6月に公開された映画『ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦』では、歴代35戦隊全メンバーが登場。199名の色分けキャラがスクリーン中で入り乱れる同作が、興行収入9億円超えのヒットになったことは、世代を超えて長く受け継がれている何よりの証拠だ。

表2 歴代戦隊ヒーローの色の変遷

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