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報道カメラマンのiPhone撮影塾

就活生は知っておきたい iPhoneで撮る証明写真

2013/12/3

 12月1日、就職活動が解禁となり、2015年卒業予定者の「シューカツ」がいよいよ本格化する。就職活動に必須なのが履歴書に貼る証明写真だ。学業のさなか企業情報を収集する就活生は、証明写真を撮影する時間が確保できず、急に写真が必要となり困る局面もあるのではないか。そこで今回は、iPhoneだけで証明写真が撮影できないか、チャレンジしてみた。

白画用紙で即席の背景

壁に無地の画用紙を貼り背景とする。画用紙を膝の上に置くとレフ板の代わりにもなる

 証明写真で重要なのは背景だ。黒めの背景の場合、顔が埋もれてしまい全体の雰囲気が暗くなるし、ブラインドなど縦や横の線を形成する背景は画面が煩雑となってしまうため、白かグレーのシンプルな背景がベストだ。屋内なら、大きめの窓があり外光の差し込む明るい部屋が最も適しているだろう。

 ただ今回は急に証明写真が必要になったという設定のため、必ずしも撮影に都合の良い時間帯や環境であるとは限らない。そこで、「外光が差し込まず」「背景に適した壁がない」自宅の部屋を想定したシビアな条件下での撮影にチャレンジしてみた。

 まず適した背景がない部屋の場合、白い画用紙などを背景に貼り付けてしまおう。証明写真で写すのは顔を中心にせいぜい胸の上まで。大きめの画用紙を一枚後ろに貼るだけで十分なことが多い。また、イスに座った膝の上に白画用紙や白いハンカチなどを置くとレフ板(反射板)替わりになり、顔を明るく撮影することができる。

斜め上から照らし「キャッチライト」効果

電気スタンドやクリップ型のライトを照明に利用する。左右斜め上からの照射が基本だ
照明の効果で目にキャッチライトが入った

 いよいよ撮影だが、屋内で撮影する場合、光量がどうしても不足しがちだ。そこで手近にある電気スタンドなどの光を「照明」として活用してみよう。今回は千円台の電気スタンド、クリップ型の発光ダイオード(LED)ランプの2灯を用意して撮影してみた。

 基本的なライティングのポイントは「不自然な陰影を付けないこと」。被写体の左右斜め上から照らすのがコツだ。またこの方法だと、瞳の中にライトの適度な光が映り込み生き生きとした輝きのある表情を演出できる「キャッチライト」という効果も期待できる。被写体の目と同じ高さにiPhoneを構えて撮影しよう。

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