検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

NIKKEI Primeについて

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

/

あなたが「自分に自信がない」本当の理由

「自尊心」養成講座

詳しくはこちら

NIKKEI STYLE

日経ウーマンオンライン
マリアージュカウンセラーの斎藤芳乃です。私はこれまで、たくさんの女性たちの悩み相談(特に結婚・恋愛)にのってきました。その中で感じたのが、素敵なものをたくさん持っているのに、「私なんて……」と思っている方が少なくないことです。言い換えると「自尊心が低い」ということ。そんな女性たちに、なぜあなたが自尊心を持てなかったのか、どうすれば自尊心を持てるようになるのかについてお話しします。

自尊心を持っていない人は、次のような事柄が当てはまることが多いのですが、みなさんはいかがでしょうか。

◆ 子どもの頃に親から「言うことを聞きなさい、優等生でいなさい」と様々なことを押しつけられていた
◆ 家庭の中で、自分の意見や気持ちを聞いてもらえなかった
◆ 親が世間体ばかりを気にしていた
◆ 「周囲の人が○○だと言っているから」という生き方をしている

これらの経験があると、子どもはそれを参考に自分のパターンを作ります。

自尊心とは、「自分自身の気持ちややりたいこと、意見を尊重すること」ですから、あらかじめ子ども時代にこのパターンを教えられたり経験したりしたことがないと、大人になってからも「自尊心を持ったやり方」を行うことができません。

そうすると、次のようなことが起こってきます。

◆ 嫌だと思っていても表現できないから、他者がどんどんあなたに色々なことを押しつけてくる
◆ いつも相手の顔色をうかがって怯えており、自分に自信を持つことができないため、威圧的に支配される
◆ 反射的に自分の意見を押し殺してしまうので、「意見を持っていない優柔不断な人」と思われ、出世できない
◆ 何を言っても「はい」と言って言うことを聞くため、相手の都合でいいように使われてしまう

このように、自尊心を持たない人というのは、「自分よりも他者の意見を尊重する」ということが人生の目的になってしまうのです。

心理パターンを変えて、自分を守る4つの方法

恋愛においては、支配的な男性の言いなりになってしまったり、愛されるためにすべてを受け容れようとして、都合の良い女になってしまいます。

それでは、このような状態を改善するにはどうしたらよいでしょうか?

【1】 自分の意見を「持ち」、「伝える」

たとえ相手と自分の意見が異なっていたとしても、「自分の意見を持つ権利」があります。

この時、相手が希望していることが自分の考えていることに沿わなかったとしても、曲げる必要はありません。できないことは「できない」と伝えることが重要です。相手と自分の意見が違うときに、自分を殺して相手にあわせてしまう人がいますが、そうすると、どんどん相手があなたを自分に都合のよい人として扱うようになってしまいます。

これらは、「私はこれが食べたい」「申し訳ないけれど今日は残業できない」というように、あなた自身がはっきりと自分の意見を持ち、主張することで改善されていきます。

【2】 嫌なこと・好きなことの基準を明確にする

自分を守るためには、まず、自分自身の基準に沿って行動することが必要です。

受け容れられること、受け容れられないことの範囲と、好き・嫌いなどの基準がなければ、断ることも受け容れることができません。

例えば、「今は仕事があるので時間をとれない」とか、「明日朝が早いから、今日は長電話はできない」など、自分の状態に照らし合わせて人と関わるのです。

この基準は、あくまで「自分自身の今の状態、無理をしない範囲」に沿うことです。他者の基準ではなく自分の基準を優先してあげましょう。

【3】 マイナスの感情を受け止める

嫌だと思うことや、相手を嫌うことを「悪いことだ」と思い、避けてしまう人がいますが、実はこうしたマイナス感情も自分を守るための大切な指針です。

恐怖を感じる相手から適切な距離を置く、嫌だと思う関係性から離れて尊敬しあえる人と関係を持つ、悲しいと感じたらそれを我慢することなく表現する……。

このように、マイナスの感情を元にして行動することで、自分自身を苦しみから守り、より良い関わりを持てるようになります。

【4】 他者の責任を負わない、他者と自分を切り分ける

心が優しく真面目な人ほど、他者への責任や他者の幸せを背負ってしまいがちですが、他人と自分との境界線を引いて物事を考えることが大切です。

たとえ両親であったとしても、相手の人生を肩代わりしたり、代わりに相手を幸せにしてあげることはできません。

そして、あなたが他人のことにかかり切りになっているときには、あなた自身の大切な人生、あなたという存在は、尊重されていません。

だからこそ、まずは「自分自身の人生をどうしていきたいのか」その責任をとることが大切です。

これらの行動をとるとき、心の中を見ずに、ただ外側だけを頑張って変えようとしても、行動の軸となる思考は変わっていませんから、「頑張ったのに戻ってしまう」ということが起きます。

心の中を変え、自尊心のなさを改善することによって、場面にあわせて自発的に「自分を大切にする行動」をとっていけるようになるのです。

斎藤芳乃(さいとう・よしの)
マリアージュカウンセラー。女性の恋愛・結婚の問題を解決する心の花嫁学校マリアージュスクール主宰。「自尊心」の大切さを訴え、女性の不幸の根本的な原因を解放し、潜在意識を使って現実を変化させる心の専門家として活躍中。これまでに延べ7000人以上の女性の恋愛・結婚にまつわる悩みを解決した実績を持つ。近著に「一週間で自分に自信を持つ魔法のレッスン」がある。http://saitoyoshino.net/

[nikkei WOMAN Online 2013年2月1日付記事を基に再構成]

春割ですべての記事が読み放題
有料会員が2カ月無料

有料会員限定
キーワード登録であなたの
重要なニュースを
ハイライト
登録したキーワードに該当する記事が紙面ビューアー上で赤い線に囲まれて表示されている画面例
日経電子版 紙面ビューアー
詳しくはこちら

ワークスタイルや暮らし・家計管理に役立つノウハウなどをまとめています。
※ NIKKEI STYLE は2023年にリニューアルしました。これまでに公開したコンテンツのほとんどは日経電子版などで引き続きご覧いただけます。

関連キーワード

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
春割で無料体験するログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で無料体験するログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
春割で無料体験するログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で無料体験するログイン

権限不足のため、フォローできません

ニュースレターを登録すると続きが読めます(無料)

ご登録いただいたメールアドレス宛てにニュースレターの配信と日経電子版のキャンペーン情報などをお送りします(登録後の配信解除も可能です)。これらメール配信の目的に限りメールアドレスを利用します。日経IDなどその他のサービスに自動で登録されることはありません。

ご登録ありがとうございました。

入力いただいたメールアドレスにメールを送付しました。メールのリンクをクリックすると記事全文をお読みいただけます。

登録できませんでした。

エラーが発生し、登録できませんでした。

登録できませんでした。

ニュースレターの登録に失敗しました。ご覧頂いている記事は、対象外になっています。

登録済みです。

入力いただきましたメールアドレスは既に登録済みとなっております。ニュースレターの配信をお待ち下さい。

_

_

_