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報道カメラマンのiPhone撮影塾

動き回る猫、狙い目は食後 習性を利用し動物撮影

 

2013/5/21

 今回はiPhone(アイフォーン)で動物の撮影に挑戦。福島で動物保護活動を続ける松村直登さん(53)に動物とふれ合うコツを教わりながら、複数の市販レンズを使って動物写真を撮ってみた。動物たちのユニークな表情や動きを写真に収めるには、動きをよく観察し、習性を理解することが重要だ。

愛犬の「石松」と散歩する松村直登さん(福島県富岡町)

 松村さんの自宅は福島第1原発から20キロ圏内の福島県富岡町にある。事故から2年以上、松村さんはあえて警戒区域内に住み続け、町内に残された動物たちに餌をやる活動を続けてきた。iPhoneを片手に、自宅に保護した犬、牛、馬、ダチョウなどの動物と暮らす松村さんの自宅を訪ねた。

リラックスさせ魚眼レンズで

 手軽で面白い効果を得ることができるのが、魚眼レンズを利用した写真だ。家電量販店で3千円前後で手に入れることができる。iPhoneのケースと一体になっているものがおすすめで、これを付けると周辺の風景が写り込み、極端に遠近感が強調されたゆがみ写真となる。

 松村さんの馬を被写体に選び、馬の鼻先10センチにiPhoneをかざして撮影にトライ。しかし、馬は嫌がって顔を背けてしまう。松村さんに助けを求めたところ「まず、しばらく一緒にいてやんねえと駄目だ」とぴしゃり。いったんiPhoneを下ろして馬に話しかけながら頭をなでていると、次第に馬も落ち着いてきた。

気持ちよさそうにあくびをする馬。心を許してくれた瞬間だ
ケージ内の猫にiPhoneを向けたら、のぞきこんできた

 ぽかぽかの陽気も手伝い、眠くなったのか馬の目も閉じかけてきた。ゆっくりとiPhoneを構えたところ、大きなあくび。すかさずシャッターを押し、ユーモアあふれる表情を撮影することができた。好奇心旺盛な猫などにも有効なレンズだ。

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