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洗濯バサミが大活躍 iPhoneで撮る記念写真

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NIKKEI STYLE

秋も深まり、本格的な行楽シーズンがやってくる。紅葉などの風景写真だけでなく、一緒に出かけた家族や友達の写真を撮る機会も増えるだろう。交流サイト(SNS)にアップして友達と共有したり、自分の記録(ライフログ)として残したり――、記念写真のあり方もここ数年で大きく変わった。今回はiPhone(アイフォーン)を使った記念写真の撮り方を紹介する。コツをつかんで、思い出がぎっしり詰まった写真をたくさん撮ろう。

「自分撮り」も通常の背面カメラで

まずは自分でiPhoneを手に持って撮る記念写真について考えてみよう。

この「自分撮り」をするには、画面を目視しながら構図を決めて撮影できるおもて面のカメラを使うのが比較的簡単。だが、おもて面の画素数は120万画素と、背面の画素数に比べてはるかに少ないため、通常の背面カメラを使ったほうが断然きれいに撮れる。

側面にある音量ボタンがシャッターボタンの役割を果たしてくれるので、シャッターを切ること自体も難しくはない。しかし、カメラを持つ自分の腕が写り込んだり、顔が画面いっぱいを占めて背景を殺してしまったり――と、何かと不都合が多く、満足のいく写真を撮るのは意外に難しい。もちろんそれはそれでひとつの記録写真ではあるのだが、一味違った記念写真は撮れないものだろうか……。

一つの手として、iPhoneに魚眼レンズや広角レンズを付けて広く撮ってみよう。通常使う背面側のカメラにして撮れば画素数が十分あるため、ノーファインダー(画面を目視しない)撮影で構図が多少ずれたとしても、後でトリミング(必要のない部分を切り取る)すれば大丈夫だ。この撮影法は少々コツが要るが、やっているうちに自然と慣れてくる。

報道カメラマンは人混みの中にいる被写体をねらうとき、カメラを持った両手をあげてバンザイの状態でシャッターを切ることがしばしばある。駆け出しの頃は、被写体が画面の外に切れてしまう写真ばかりであっても、取材の場数を踏むにつれて、感覚でカメラの向きを定めることができるようになるものだ。慣れるしかないが、誰でも反復すれば上達するので、何度でも挑戦してみよう。

自分撮りを力説したが、限界もあるのが正直なところ。セルフタイマー機能のついたカメラアプリをみてみよう。ほとんどが無料で手に入る。アプリによってタイマーの設定時間の幅が異なるが、細かく時間を設定できるのは「TimerCamera」。1秒単位で設定できる。ただ、どのアプリにも5秒や10秒のタイマーはついている。それで十分だろう。

大きめの洗濯バサミが三脚代わりに

次にiPhoneをどう固定するか。iPhone用の小型三脚は角度を微妙に変えるのに便利だが、意外と重宝するのが洗濯バサミだ。撮影とは関係なく動画を見たりするときのためのスタンド代わりに使っている人もいるようだ。iPhoneを横向きにでも縦向きにでも置けるのが面白い。

記念写真のコツは風景写真としての構図をまず定めるところにある。そこに人をいかにうまく配置させるかで収まりのいい写真になるかどうかが決まる。ベストのアングルを探して歩き、iPhoneを設置しよう。タイマーを使って離れて撮影するときは、シャッターが切れたかどうかが分かりにくい。撮影が終わったのが分かるようにフラッシュを強制発光する設定にしておくといいだろう。

集合写真を撮るとき、タイマーをセットして、自分も写真に入ろうと戻ると、時間が余ってしまい、妙に間があいてバツが悪い思いをしたことはないだろうか。タイマーを作動させてから「3、2、1」とカウントダウンしてくれるアプリ「セルフタイマー ボイスタイマーカメラ」もあるが、離れた位置からシャッターを切る「リモート撮影」ができればなお助かる。

リモート撮影助けるアプリ

セルフタイマーを進化させ、声によってタイマーをスタートさせるアプリ「RemoCamera」(有料)は、大きな音を感知してタイマーを作動させる原理。カウントダウンする時間をゼロにしておけば、音を感知した瞬間すぐにシャッターが切れる。つまり声によるリモート撮影だ。雑音の多い人混みなどでは使いにくいかもしれないが、人が多くいればお願いして撮ってもらうこともできる。

また、近距離無線通信「ブルートゥース」を使って、別売りのリモコンでシャッターを切る「カメリモ」や、iPhone2台でうち1台をリモコン代わりにして撮る「Auto Remote Camera Lite」、Wi-Fi(ワイファイ)を通じてiPhone2台を接続させ互いをリモコンにして画面を確認しながらシャッターを切れる「WiFi Camera」(有料)など、本格的なリモート撮影ができるアプリもいくつか出ている。

カメラリモコンを販売するロジテックのホームページによると、ブルートゥースでの通信距離は、障害物がなければ10メートルとあるが、実際にテストしたところ30メートル以上離れても撮影できた。通常の記念撮影をする距離としては問題ないはずだ。これらのアプリを使えば、セルフタイマーと違って一気に複数枚撮影できるので、まばたきなどによる失敗を減らせて便利だろう。

記念写真は実を言うと報道の世界でも、時々撮影することがある。もちろん自分が入る写真ではないが、新製品発表や企業の合併などで社長相手に笑顔を求めることも。案外こういうところで、カメラマンの機転が必要になるのも事実だ。

他方、観光地などで取材をしていると、明らかに仕事をしている状況なのに、観光客から「私のカメラで記念写真を撮ってくれますか」と声をかけられることが多い。プロ仕様のカメラを担いでいるからだろう。決して気を抜いて取材をしているわけではないのだが、「これも笑顔をもらう訓練」と思いつつシャッターを切っている。

(写真部 小林健・寺沢将幸)

 米アップルのスマホ「iPhone5」のカメラ機能は8メガピクセル。この画素数は2004年のアテネ五輪で世界中のプロカメラマンが使用した当時の最新型一眼レフとほぼ同じ。ならば報道カメラマンの経験と技術でiPhoneは取材現場でも使えるのでは――。そんな発想で始めた企画「iPhone×Press Photo」。日経写真部のカメラマン2人が一眼レフの代わりにiPhoneを手に現場を巡り、関連機材やアプリケーションを使いながら新たな写真表現を探る。日経写真部は公式ツイッター@nikkeiphotoで【iPhonegraph】としてiPhone写真を掲載。「iPhone×Press Photo」では野球編、ラグビー編などiPhoneで撮影した写真特集を連載中。

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