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「なぜかお金が貯まる人」の“貯め習慣” 年収差は30万円、なのに貯蓄は380万円差

2011/6/21

 貯蓄が得意な「貯め上手さん」と苦手な「貯め下手さん」。違ったのは収入ではなく、日々のマネー管理方法や考え方、行動でした。徹底解剖で分かった“貯め習慣”、あなたも早速取り入れてみてはいかがですか?

100円単位の無駄遣いが年間では大きな差に!

 あなたは「給料が安いから、おカネを貯(た)められない」と考えていませんか? ところが日経WOMANの読者アンケートによれば、「貯め上手さん」と「貯め下手さん」の平均手取り年収はどちらも300万円台。その差は約30万円にすぎなかった。だが、総貯蓄額の平均額は約380万円も差があった。

 「家計簿を比較すると、ほぼすべての費目で、貯め下手さんのほうが微妙に出費が多い。この微妙な差が積み重なって、大きな違いになっているのです」と、ファイナンシャルプランナーの丸山晴美さん。

 両者の違いを詳しく見てみると、貯め上手さんの48.5%が、貯蓄用、生活費用などと、目的別に預金口座を分けて管理していた。ペットボトル飲料を買わずに水筒を持参したり、交通費節約のために歩いたりと、細かな節約もいとわないことが分かる。「貯め上手さんは将来のプランが明確な人が多い。貯める目的があるから、節約にも積極的なのでしょう」(丸山さん)

 一方、貯め下手さんは62.4%が目的別に口座を分けておらず、34.2%が予算を立てずに何度もお金を引き出している。これでは常に貯蓄が取り崩され、「貯めているのに殖えない」状態になってしまう。行動パターンを見ても、各種の明細をチェックしていない人が多いなど、ややズボラな一面もあるようだ。

 「まずは生活習慣を見直しましょう。無駄は100円単位で減らし、大切なところにだけお金をかければ、貯め下手さんもすぐ、貯め上手さんに変身できますよ!」(丸山さん)

 また、貯め下手さんの中には、「家計簿をつけているのに貯まらない」という人も少なくない。これについて丸山さんは「家計簿が単なる“記録”になっていませんか? 必要なのはお金の流れをつかむこと。月初(給料日)に費目別の予算を立てて月末(次の給料日前)に見直し、翌月に生かすところまでやりましょう」とアドバイスする。

 違いは日々の小さな心がけ。あなたも早速、“貯め習慣”を取り入れてみよう。

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