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実質2000円で全国から特産品 ふるさと納税活用術

2014/8/13

日経マネー

 2000円の実質負担で全国の特産品が届く――そんなおいしい話がある。地方自治体への「ふるさと納税」だ。実は寄付金控除の一種で、自分が生まれ育った故郷に限らず、好きな自治体に寄付できる。活用すれば一定限度額まで全額控除され税金が安くなるほか、「3万円で60キロのお米」「1万円で高級牛肉」など、特産品がもらえることもある。ふるさと納税活用のイロハを2回に分けて紹介しよう。
図1 ふるさと納税のメリット

 「ふるさと納税」という言葉を聞いたことはあっても、詳しくは知らないという人は多いだろう。名称に「納税」とあるが、実は寄付金控除の一種。2008年に始まった制度で、自分が生まれ育った故郷だけでなく、好きな地方自治体にも寄付できる。

 メリットは2つある(図1)。1つ目は節税できること。寄付金のうち2000円を超える部分については、一定限度額まで全額控除され税金が安くなる。支払っている所得税や住民税が多い人ほど、控除額が増える。

■還元率50%以上のお礼も

 もう1つのメリットは、寄付(納税)先から「お礼の品」がもらえることだ。寄付金の額に応じて、特産品や宿泊券などのお礼を用意しているところは多い。地方の自治体にとっては、減少する税収入を確保するのが狙いだろう。ある町ではお礼を豪華にしたことで、前年の住民税と同じ額の寄付が集まったという。

 中には、「3万円の寄付で米60キロ」「1万円の寄付でA5ランクのすき焼き用牛肉」など、還元率を計算してみると50%を超えるものもある。これらが実質2000円の負担でもらえるなら、非常にお得だ。

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