MONO TRENDY

デジモノNAVI

紙より本当に魅力的? 電子書籍「10の疑問」

2012/12/12

 購入から閲覧、管理まで何かと分かりづらい電子書籍サービス。どんな端末、どんなストアを利用したらいいのでしょうか。どんな電子書籍を購入できるのでしょうか。また、紙の本と比べてどんなところに魅力があるのでしょうか。これから快適な“電子書籍ライフ”を始めるために、誰もが感じている素朴な疑問を一気に解消していきます。

【Q1】電子書籍を読むには、専用端末を買わないとダメ?

【A1】利用する電子書籍ストアによっては、スマートフォンやタブレット端末、パソコンからでも電子書籍を閲覧できます。

主な電子書籍ストアの端末対応状況(2012年12月上旬時点)

 電子書籍を読むには、専用の電子書籍端末が必要だと思い込んでいる人はいないだろうか。確かに電子書籍は紙と違い、書籍や雑誌をデジタル化した“データ”を販売している。なので、それらのデータを読むために、何らかの閲覧端末が必要になる。

 しかし、必ずしも専用の電子書籍端末が必要なわけではない。それどころか、iPhone(アイフォーン)やiPad(アイパッド)といったiOSを搭載した端末、Android(アンドロイド)OSを搭載したスマートフォンやタブレット端末、さらにはパソコンでも電子書籍を読める環境(アプリ)が整いつつある。

 専用の電子書籍端末をわざわざ買わなくても、普段持ち歩いているスマートフォンやタブレット端末で、十分に電子書籍を楽しめるのだ。例えば話題のアマゾンは、電子書籍ストアの「Kindle(キンドル)ストア」を利用できる専用端末や各種OSに対応したアプリを提供。紀伊國屋書店は、WindowsやMac OS、Android、iOS向けに電子書籍を購入・閲覧できるアプリ「Kinoppy(キノッピー)」を提供しているだけでなく、ソニーの電子書籍端末「Reader(リーダー)」向けのアプリも用意している。また、専用端末「Lideo(リディオ)」を12月に発売した電子書籍ストア「BookLive(ブックライブ)!」は、iOSアプリやAndroidアプリ、Windowsアプリに加えて、Windows Phoneと呼ぶマイクロソフトのスマートフォンOSに対応したアプリまで提供中だ。

[左]アマゾンのKindleストアは、iPhoneやiPad、さらにAndroidのスマートフォンやタブレット端末でも利用できる [右]ソニーのReader Storeは、Android端末で利用可能。コミックなどはソニー製の携帯ゲーム機「PS Vita」でも閲覧できる

 長年、電子書籍専用端末一本でやってきたソニーの電子書籍ストア「Reader Store」も方針を転換。Android用のストアアプリを配布した。iOSについても、将来的には対応したいとしている。

 同じく、今のところ専用端末でしか読めない、楽天の電子書籍ストア「kobo(コボ)イーブックストア」も、近いうちにスマートフォンやタブレット端末向けのアプリを公開する予定だ。

 このように、専用端末をわざわざ買わなくても大丈夫。手軽に電子書籍を試してみたいなら、スマートフォンやタブレット端末のストアアプリから始めてみるとよいだろう。

MONO TRENDY新着記事