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子供いない夫婦、相続の落とし穴 妻に全額と限らず

2014/5/28

日経マネー
 家族の形態が多様化し、今や“おひとりさま”や子供がいない夫婦は珍しくない。これらの世帯は、自分がこの世を去った後、資産を誰にどう残せばよいのか。「子供がいないから残す相手はいない」――。そう思っていたら大間違いだ。意外なところに相続人がいることもある。今回は子供がいない夫婦にスポットを当て、トラブルを最小限に抑えるための相続対策を探った。
図1 おひとりさまや子なし夫婦も、自らの老後や相続を考えておこう

 夫亡き後、自分が資産全部を相続できると思っていた妻に、衝撃の事実。会ったこともない夫の姪(めい)も法定相続人だった──。子なし夫婦の相続では、よくあるケースだ。「子供のいない人も、自分の相続人が誰かを確認しておくことは必須」と税理士の内藤克さんは語る。

 子なし夫婦と「おひとりさま」は、老後や相続をどうすべきか。内藤さんと、相続や遺言に詳しい三菱UFJ信託銀行の灰谷健司さんの助言を基に、日経マネー編集部がまとめたのが図1の「6カ条」だ。

 相続人の確認と資産の洗い出しを行った上で、資産をどう使うか、残すかを、50歳前後に一度考えておこう。また子供がいないからこそ遺言を書き、遺言を実行する人についても検討しておきたい。

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