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現役保育士が明かす「こんな親、実は困る!」 保育士本音座談会(1)

2014/6/5

日経DUAL

 子どもにとって、平日は家よりも過ごす時間が長く、“第二の家”である保育園。その間、子どもを見てくれているのは保育士の先生。でも、つい忙しくて、送迎の際に簡単に挨拶するだけの関係に終わらせていないだろうか? 先生達は、働く親にとって子育ての重要なパートナー。子どもの成長を一緒に見守ってくれる存在だからこそ、多少耳が痛くても、建設的な子育てのアドバイスをぜひ聞きたい。経験豊富な3人の先生に集まっていただき、「保育士の本音」を語ってもらった。

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座談会・参加者プロフィール

加藤哲さん(仮名):男性、37歳、私立認可保育園勤務(1歳児クラス担当)、保育士歴17年、3児の父
佐伯優子さん(仮名):女性、35歳、私立認可保育園勤務(3~5歳児クラス担当)、保育士歴15年
広田千春さん(仮名):女性、29歳、私立認可保育園勤務(1歳児クラス担当)、保育士歴6年(文中敬称略)

■お迎えに遅れて来る保護者は、短時間でも迷惑

DUAL編集部 保育士さんから見た「困った親」とはどんな親でしょう?

佐伯 お迎え時間から数分遅れたり、通常時間ではなく、延長に入ってしまいそうなボーダーラインの時間にぎりぎり飛び込んで来られるのは困りますね。ルールでは延長料金が発生します。でも、こちらも保護者が仕事で頑張っていることは知っていますから、なあなあにしてしまうことがある。でも、ほかの時間を守っている保護者から見たらそれは不公平です。

別々の保育園で勤務する3人の保育士さんに本音を語ってもらった(この記事の写真:鈴木愛子)

広田 事前に「少し遅れます」と電話をくれるなら、いいほうです。保護者の方が「遅刻したことを悪い」と思っていることが伝わってきますから。一番良くないのは玄関に到着した時点で安心してしまって、ほかのママ・パパとおしゃべりしてからゆっくり教室に向かうケース。遅れていらしているんですから、教室に直行していただきたいです。

加藤 僕が勤めている園はタイムカードがないので、数分であれば延長料金を“見逃す”こともあります。僕自身、子どもを別の保育園に預けている身ですが、そこではもう1秒でも遅れたら課金されます(笑)。でも、お金を支払うからこそビジネスライクに割り切れることもありますよ。

―― 月曜日にお昼寝用のシーツや園の帽子を忘れてきてしまったり、毎日使うお手拭タオルを持ってこない親はどうですか?

一同 それは全然問題ないですよ!

加藤 人間ですから忘れ物は仕方ありません。僕らだって保育士用のエプロンを忘れる日もあります。子どもの生活に必要な備品は園にストックがあるので、ちゃんと返していただければ問題ありません。園児の親に対する支援は、保育士の大事な仕事でもあるんです。正直言うと、保護者に対してものすごく改善してほしいことなんてないんですよ。働きながら育児を頑張っていることは十分分かっているので。

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