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買うならどっち 「国産ウナギ」と「ニホンウナギ」

2013/8/20

■かば焼きの表示、義務は産地のみ ウナギの品種は分からない

昨年登場した、欧州原産のウナギ(2012年6月、築地市場)

 現行のかば焼きの原料表示義務は産地(養殖地)のみ。種名は義務ではないため、大半の製品には「国産ウナギ」や「中国産ウナギ」などとだけ書いてある。消費者は自分が食べているウナギの品種が分からないというわけだ。

 水産庁がニホンウナギの明記を推奨したとはいえ、それ以外の種類は「ウナギ」でOK。メーカーなどの判断で品種を明記することもできるが「ヨーロッパ種や北米種だと打ち出してもメリットがない。自主的に明記する業者はいないだろう」(ウナギ流通業者)。

東南アジアに生息するビカーラ種を使ったかば焼きも店頭に並ぶようになった

 ニホンウナギにしてもあくまで「推奨」なので、単に「ウナギ」と書いてあれば、ニホンウナギでもあり得るし、海外種でもあり得るという曖昧なもの。そもそも資源枯渇の問題はヨーロッパ種や北米種にも当てはまり、ヨーロッパ種はワシントン条約で国際取引が規制されている。

 吉永氏は「すべての商品に種名と産地を表記すべきだ。さらに稚魚の漁場や、輸出入時の許可証の取得まで明記することを義務付ければ、密輸など“訳ありウナギ”の流通を減らせる」と説く。

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