3人に2人が「結婚後にパートナーの体型が変化」
「夫婦で健康づくり」半数が実施 夫婦仲にも良い?
結婚当初と比較してパートナーの体型が変化したか尋ねたところ、68.3%が「変化した」と答えた(図1)。そのうち「太った」が60.2%を占め、ほとんどが増量による変化だった。
結婚年数が長いほど「変化した」との回答が増え、結婚31年目以上では73.2%にのぼる。加齢による影響のほか、「手料理がおいしくて食べ過ぎてしまう」「運動に割いていた時間がなくなる」など、結婚後の生活習慣や生活リズムの変化が関係していることが考えられる。
健康づくりのために夫婦で取り組んでいることは?
健康づくりのために夫婦で何か取り組んでいるかとの質問に対しては、約半数(46.6%)が「取り組んでいる」または「過去に取り組んだことがある」と回答した(図2)。取り組むことになったきっかけは「自分またはパートナーの健康診断で気になる結果が出たから」(34.9%)が最も多く、「自分またはパートナーの体型の変化を自覚したから」(34.7%)が続いた。
取り組みの内容は、「食事の管理」(70.9%)と「運動」(68.3%)がトップ2に挙げられた。食事の管理では減塩や量の制限、野菜の積極的な摂取が多く、運動ではウオーキングや筋トレなどが目立った。
健康づくりの取り組み、その効果は?
健康的な生活を送るために夫婦で取り組んだ結果、どのようになったと感じるか聞くと、2人に1人以上(55.7%)が「良い結果が得られた」と回答した。具体的な良い結果を挙げてもらうと、「体調が良くなった」(51.3%)、「体型が改善された」(37.1%)、「病気(風邪など)にかかりにくくなった」(30.1%)など直接的に体に関する効果に加え、「気持ちが前向きになった」(27.3%)、「精神的に安定した」(19.3%)など精神面でも良い結果を実感している。また「夫婦仲がさらに良くなった」(18.3%)と、夫婦でともに努力することによる波及効果もうかがえた(図3)。
(鈴木英子=ニューズフロント)
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