若見え美容家が毎日飲んでいる「内から美肌」ドリンク
ベリーは欠かせません ハッピーな気分も大切
ビューティライフスタイリスト 神崎 恵さん(40歳)
「40歳を迎えて思うのは、お手入れ次第でキレイは保持できるということ。自分と向き合った丁寧なケアと毎日を楽しくすることが、自分を美しくしてくれる」と語る神崎恵さん。朝は起きたら自然光の中での肌チェック。「カサつく部分や皮脂が多いと感じる部分など前日のケアの答え合わせをします」。スキンケアの後は、朝ご飯で体と心に潤いを与える。
「慌ただしい朝こそほんの少しの『特別感』を味わい1日をハッピーに。見た目も良く気分も上がるベリーや彩り豊かな食事は欠かせません」。朝スムージーは35年続けている。美白やダイエット効果も期待できるラズベリーは、毎日食べるお気に入り。ハッピーになれる工夫こそが輝く美肌の源かもしれない。
目にもカラダにもおいしい レッドスムージー
ラズベリー(10粒)、イチゴ(5粒)、バナナ(1/2本)、トマト(1/2個)を適当な大きさに切り、ミキサーで混ぜる。ラズベリーを飾る。
35年間続けている 朝スムージー
ラズベリーやイチゴがメインの"レッドスムージー"、バナナ、小松菜、リンゴ、ケールの"グリーンスムージー"もお気に入り。
美肌は先手必勝 紫外線の季節に備えたジュースを
美容家 小林ひろ美さん(52歳)
「会食が増える季節は内臓が疲れ、肌トラブルが起こりがち」と小林ひろ美さん。20年ほど前に出合った梅醤(しょう)番茶は不安定な季節の力強い味方。断食中に飲むと効果的だが、内臓疲れを感じたらランチをパスして梅醤番茶を飲むだけでも違ってくるとか。
「梅干しのクエン酸は疲労回復と血液サラサラ効果、代謝アップが期待でき、ショウガは体を温めます。メラニンなども排出されやすくなり、より美肌に」。不調を感じてからのケアよりも、先手必勝が美肌の基本という。「ビタミンやミネラルが豊富なニンジンと整腸作用があるリンゴのジュースは紫外線量が増える前に飲み始めたいですね」
シミ予防に 梅醤番茶
湯飲みに種を取った梅干しとしょうゆ小さじ1、ショウガのおろし汁少々を入れ、番茶(180ml)を注ぐ。「三年番茶を使うとカフェインもほとんどなく、寒い夜にほっこり美肌ケアできます」
βカロテンたっぷりで紫外線対策に リンゴ&ニンジンジュース
リンゴ1/2個は皮をむき、有機栽培のニンジン1本はたわしで洗い皮のままジューサーへ。ハチミツとレモン汁を適量加える。
肌は女性にとって名刺 "続けること"が美肌への道
美容生活アドバイザー 佐伯チズさん(72歳)
「甘酒は私の冬の定番。昨年末に赤ちゃんも飲める甘酒があると聞き、飲んでみました。発酵飲料なので腸内環境が良くなり肌の調子も保ちやすくなりました」と佐伯チズさん。「米と米こうじだけで安心、安全。必須アミノ酸も含まれ甘みも十分。原液は濃厚なのでおちょこ1杯を毎晩かむようにして飲みます」
肌に良いものは積極的に取り入れつつ、「続けることが美肌への道。黒ゴマ入りトマトジュースも続けています。顔は人生の看板。キレイな肌で得するのは自分自身です」
腸内環境も整う ショウガ入り甘酒
カップに原液を入れ、好みの濃さになるようお湯を注ぐ。ショウガ汁を適量入れる。「繊維が気にならなければすり下ろしショウガをそのまま入れてもいい」
赤ちゃんもよろこぶあまざけ
ノンアルコールの甘酒。酒米で有名な山田錦を使用。ビタミンB群、必須アミノ酸など肌によい栄養も豊富。500m l、800 円(税別)。 問い合わせ:北島酒造 tel 0748-72-0012
(取材・文 橘川有子、写真 鈴木正美(ドリンク)、金谷章平(神崎さん)、高山浩数(佐伯さん)、調理・スタイリング タカハシユキ、デザイン ビーワークス)
[日経ヘルス 2016年4月号の記事を再構成]
健康や暮らしに役立つノウハウなどをまとめています。
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