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Surface Book、高性能PCと大タブレット兼用で満足

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NIKKEI STYLE

ノートパソコンの中でモバイルノートがシェアを増やしている。家庭で使われることが多い大型ノートパソコンは、主な用途だったネットサーフィンやネットショッピングなどがスマートフォン(以下、スマホ)などで行われるようになったため、シェアを落としている一方で、仕事用としてのニーズが高いモバイルノートは、スマホでは難しい資料作成等に用いられることも多く、需要は落ち込んでいない。さらに最近では、軽量化が進んだり、タブレットとしても使えたりと、機能的に進化していることが、新機種に買い替える理由にもなっているようだ。
 進化するモバイルノートで今、選ぶべきモデルは何か。主要メーカーのモバイルノート4機種を取り寄せ、1機種ずつビジネス用途の視点から試用した(評価のポイントは以前の記事「モバイルノート選び、必ず確認すべき5つのポイント」も参考にしてほしい)。テストしたのは「レッツノートCF-SZ5」「LAVIE Hybrid ZERO HZ330/DAS」「Surface Book」「VAIO Z」の4台。
 今回はマイクロソフトの「Surface Book(サーフェスブック)」を取り上げる。キーボード部分を取り外すと、13.5型と大型ながら726gと軽量なタブレットに変身するSurface Bookは、高性能なノートパソコンと軽量な大型タブレットのどちらも欲しい、というわがままな欲求を満たすモデルだった。

CPUやSSDなど、高い基本性能

Surface Bookは、搭載するCPUの種類、SSDやメモリーの容量、外部グラフィックスチップの有無などが異なる4つのモデルがある。CPUは下位モデルがCore i5、上位モデルはCore i7を搭載しており、どちらも性能は高い。起動ドライブは全モデルでSSDを搭載する。SSDは高速なPCI Expressで接続するため、ファイルの読み書きがかなり速い。そのためか、Windowsでエクスプローラーやソフトを起動するときに待ち時間はほとんどなかった。

メモリーは低価格帯のモデルでも8GBを搭載しており、Windows 10を動かすには十分な量といえる。低価格の1モデルを除いた上位の3モデルには外部グラフィックスチップを搭載しており、3D描画性能が高い。3D描画機能を使うソフトやゲームなどで外部グラフィックスチップの性能を発揮できる。

Surface Bookの価格は、外部グラフィクスチップを搭載しない低価格モデルが20万4800円。外部グラフィックスチップを搭載したモデルは24万9800円から。CPUにCore i7、メモリーに16GB、SSDに516GBを搭載する最上位モデルは34万4800円と高価だ。今回は最上位モデルを試用した。

大型タブレットとしてはありえない軽さ

Surface Bookにキーボードを装着したときの重量は1.5kgを超えているためか、手に持つと大きさの割に重さを感じる。きょう体の素材に金属を使っており、質感は良い。折り返し(ヒンジ)部分は独特な形状をしており厚く見えるが、厚さは22.8mmしかない。一般的なノートパソコン並みなので、カバンには入れやすい。

キーボードを取り外すと重量は726gとなり、13.5型と大型ながら、12.3型のSurface Pro 4(タブレット部分)より40~60gも軽くなる(Surface Pro 4は766~786g)。9.7型だった初代iPadのWi-Fi+3Gモデル(730g)よりも軽いほどで、10型以上の大型タブレットとしてはありえないほどの軽さだ。

Surfaceシリーズはキーボードが別売りだったが、Surface Bookはキーボードが付属する。キーボードは、キーピッチが19mmと広くキーは余裕をもって配置されている。キーストロークが深くキータッチが絶妙に柔らかいので、キーの入力がかなり心地よい。タッチパッド面積は広いのでマウスカーソルを操作しやすい。

画面部分とキーボードの接続は、普段は機械的にロックされており取り外せない。キーボードを取り外すにはキーボード、またはタスクバーの通知領域にあるイジェクトボタンを押してロックを解除する。手間はかかるが、ロックされているときは画面側をつかんで持ち上げてもキーボードが絶対外れないのは心強い。

一般的なノートパソコンより縦に長い画面

Surface Bookと一般的なノートパソコンで大きく違うのは画面比率だ。一般的なノートパソコンは16:9、または16:10の比率なのに対して、Surface Bookは3:2。通常のノートパソコンより正方形に近いイメージになる。デジカメは画面比率3:2で記録する場合が多いので、写真をフルスクリーンで表示するときに便利だ。画面比率が16:9の動画をフルスクリーンで表示するときは、上下に余白が出来てしまうが、実際に視聴してみた限り、違和感はなかった。

画面解像度は3000×2000ドットと高解像度で、文字や写真の輪郭を精細に表示できる。画面の発色は美しく、特に赤や青といった原色がきれいに再現された。

家では高性能ノート、外では大型タブレットに

Surface Bookには、専用のタッチペンが付属する。書き心地はかなり滑らかで追従も良い。筆圧も1024階調で読み取れるため、写真加工やイラストの作成といった細かい作業にも利用しやすい。また、オプションで堅さが異なるペン先も複数用意されている。好みに応じて書き味を変えられるのは面白い。

価格が高いことと、キーボードを取り付けたときの重量が重いことを除けば、Surface Bookは素晴らしい2in1ノートパソコンだ。外出先でキーボードを使った編集作業をする機会が少ない、という人にとっては、職場や自宅ではキーボードを取り付けて高性能なパソコン、外出先では表示できる情報量の大きい大型タブレットとして使い分けられるSurface Bookは最適のモバイルノートだろう。

(ライター 田代祥吾)

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