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4万円以下の10型タブレット、一押しはNEC 後編

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日経トレンディネット

2万~3万円台で購入できる低価格帯の10型タブレットの中からネットの口コミ評価などを基に4台を選出した。レノボジャパンの「YOGA Tab 3 10(Wi-Fiモデル)」(2万6800円)、エイスースの「ZenPad 10 (Z300CL)」(2万9800円)、NECの「LAVIE Tab E(PC-TE510BAL)」(3万1800円)、デルの「Venue 10 5000シリーズ」(3万9980円)だ。後編では実際に使ってみて、どの機種が使いやすいのか探った。

個性的なYOGA Tab 3 10

YOGA Tab 3 10は4台の中で最も個性的だ。背面のスタンドや自由に回転するカメラ、大容量バッテリーなど、ほかのタブレットにはない特徴を備えている。

まず背面にある収納式のスタンドで、端末を自立させることができる。机の上で動画などを見るときにかなり便利だ。スタンドには穴があいているので、フックなどに引っかければ壁にも掛けられる。

またYOGA Tab 10のカメラは180度内で自由に回転する。一般的なタブレットは、背面と前面にカメラを搭載するが、前面カメラの性能が貧弱で自撮りの写りが悪いということが珍しくない。YOGA Tab 3 10はカメラの向きを変えることで、その弱点を克服している。

ZenPad 10は低価格帯ながら、LTEの通信機能を備えている。SIMフリー端末なので、microSIMスロットに各社の格安SIMカードを挿せば、電波が届く限りどこでも通信できるのは心強い。別売りとなるが「Z Stylus」と呼ばれる、ZenPad専用のスタイラスペンを利用すると、1024段階で筆圧を感知できる。イラストの作成などにも使えそうだ。

LAVIE Tab Eの魅力は画面の綺麗さや音の迫力だ。画面は1920×1200ドットと高解像度。発色が良く、色にメリハリがあるので見やすい。スピーカーは「Dolby Atmos」に対応しており、迫力のあるサラウンド再生を楽しめる。この4台のなかで最も音に迫力があった。

Venue 10は、パソコンと同様のUSBタイプAコネクターを備えるのが珍しい。タブレットにUSB機器を接続する場合、通常であればUSBホストケーブルが必要だ。だが、Venue 10にはUSBタイプAコネクターがあるので、直接USB機器を挿せる。USBメモリーのデータを読み込んだり、キーボードやマウスをつなげたりするのに便利だ。

500g台の製品が持ちやすい

重量はZenPad 10とLAVIE Tab Eが500g台前半と軽い。一方、Venue 10は600g前半、YOGA Tab 3 10は600g後半あるので、軽い2製品より100g以上も重い。

10型タブレットは両手で側面を握るように持って使うことが多い。そこで、実際に両手で持ったところ、一番持ちやすかったのは軽量のZenPad 10とLAVIE Tab Eだった。YOGA Tab 3 10やVenue 10はこれらの製品より、100g以上も重い。そのぶん、手に持ったときにずっしりとした手ごたえ。ただし、YOGA Tab 3 10はバッテリー部分に厚みがあり、その部分を握ると持ちやすい。

実測性能ではデルが一歩リード

4つの機種を実際に使ってみると、どの製品もWebページやホーム画面の切り換え操作など滑らかでサクサク動き、使っていても不満を感じなかった。あえていうなら、YOGA Tab 3 10の画面の切り換えやスクロールで若干のもたつきを感じた程度だ。

ただ、タブレットの本当の性能差は分かりづらい。そこで、ブラウザーの表示速度やビデオの再生性能、写真編集速度などを計測し、Androidタブレットの総合性能を測定できる「PCMark for Android 」(Futuremark)というベンチマークアプリを使い、4製品の性能を比較した。性能を比べるために、Androidタブレットとして定番製品といえる、グーグルのNexus 7(2013)も測定に加えた。

ベンチマークの測定結果は、Venue 10の結果が最も良かった。総合結果のWork performanceはもちろんのこと、ビデオ再生性能の指数となるVideo Playbackや、コーアンドペーストを繰り返し文章作成性能の指数となるWritingの結果も高かった。ZenPad 10も僅差で続く。一方、この4台で結果が芳しくなかったのはYOGA Tab 3 10で、Nexus 7並みの結果だった。

軽くて性能も高いLAVIEがおすすめ

筆者としては、他のタブレットにない装備や大容量バッテリー、価格が他製品より安いという点でYOGA Tab 3 10を面白く感じた。ただし、スクロールのもたつきやベンチマーク結果から判断すると、他のタブレットと比べて性能はあまり良くない。それが気にならないなら、YOGA Tab 3 10がおすすめだ。高性能の低価格タブレットが欲しければVenue 10を選びたい。ただし、こちらにも重くて高価という弱点がある。

さまざまな用途に使い勝手がよさそうなのはZenPad 10とLAVIE Tab Eだ。この2台は軽くて持ち運びやすい。ベンチマーク結果も良く性能は高いといえる。ZenPad 10とLAVIE Tab Eを比べると、ZenPad 10の方が安くLTE通信機能があるが、LAVIE Tab Eの方が画面解像度が高く、5GHz帯の無線LANも使える。バッテリーも大容量で動作時間も長い点は魅力的だ。よって、この4台の中では、LAVIE Tab Eを最もおすすめしたい。

(ライター 田代祥吾)

[日経トレンディネット 2016年1月22日付の記事を再構成]

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