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自分で奏でるジャズ サックス、ピアノに歌もあり

2014/11/13

 新しいジャズの楽しみ方を提案する「Something Jazzy 女子のための新しいジャズガイド」の著者、島田奈央子さんによるジャズガイド。最近の話題やおすすめのアルバムを紹介します。

 ジャズのアルバムを聴いたり、ライブに足を運んだりしていると、自由自在に楽器を操り、心地良さそうに歌う姿に憧れを抱きます。自分自身に置き換えて、「子供の頃に習っていたピアノを、もっと真面目にやっていたら」とか「もっと楽器に触れておけば」と、悔やむ方もおられるでしょう。でも楽器を始めるのに「遅い」なんてことはありません。

 子供の頃は、遊ぶのに夢中でいやいや行っていた習い事も、今なら進んで通い、予習復習も抜かりなく、素直な気持ちで取り組むことができるかもしれません。まずは肩の力を抜いて「始めてみる」「一歩踏み出す」というのが大事なのかもしれませんね。最近では、大人のための音楽教室や、初心者の方や楽器演奏のブランクが空いてしまった方のためのワークショップが全国にあり、仕事帰りの会社員や主婦の方、定年を迎えられた方の参加が増えているそうです。

■ライブハウスで現役プロが直接指導

 現役で活躍されているプロミュージシャンから直接指導を受けられる教室もあり、演奏の技術だけでなく、ライブの時に役立つノウハウを教えてもらうこともできます。

 東京都調布市にあるジャズ&ソウルライブハウス「GINZ(ギンズ)」には、オーナーで、プロのサックス奏者として長年活動されている小川銀士さんのサックス教室があり、実際にプロのミュージシャンがライブ演奏をする同じ会場(ライブハウス)で、授業を受けることができます。小学6年生から66歳までの幅広い年齢層の方が集まり、年に2回定期コンサ-トも行っているそうです。トリオで演奏してみたり、ボーカル入りのバンドで演奏したり、時にはビッグバンドの編成にするなど様々な形態で経験を積むことができます。

 また音楽好きが集まって自由に演奏し、ライブのような雰囲気を体感できるジャムセッションに参加するのもお薦めです。豊島区南大塚で毎月第2火曜日に行われている「平井 景 × All in Fun ノンジャンル・ジャムセッション」は、ジャズに限らず、どんなジャンルでも、プロ・アマを問わず誰でも参加できるスタイルです。とはいえ、プロのドラマー、平井景さんが、一回一回演奏をするときの大事なポイントをアドバイス。場合によってはやり直し、さらにグレードアップした演奏を目指します。子供の頃、ピアノを習っていて楽譜が読める方は、ジャズピアノの楽譜を参考に「自主練」してから臨んでみてもいいかもしれませんね。

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