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出川哲朗 嫌いが一転、「愛され芸人」になった心境

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NIKKEI STYLE

かつて「嫌いな男」の代表格だった出川哲朗。レギュラー出演する『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)の人気もあり、近年は好感度が急上昇。2017年4月からは、自身初となるゴールデンタイムの冠番組『出川哲朗の充電させてもらえませんか?』(テレビ東京)がスタート。ロケ先では子どもから年配層までが出川の傍に集まってくる。CM起用も急増し、17年は契約社数が7社。「愛され芸人」の筆頭株となった今の心境を語ってくれた。

『出川哲朗の充電させてもらえませんか?』は、約2時間のフル充電で20キロ走れる電動バイクで目的地を目指すバラエティー番組。出川と地元の人とのふれあいが楽しい。

「自分の冠番組が欲しいっていうのは、20年前からずっと言い続けていたんですよ。だから、こんなに幸せなことはないです。

もちろん楽しいんだけど、体はめちゃめちゃハード。冬のロケが寒くて本当に辛いんですよ。気候が良くて、景色がいい所を走っているときは最高に気持ちいいんですけどね。最悪なのは雨のとき。痛いし、目もしょぼしょぼしちゃうし。寒い日と雨の日はバイクなんて乗るもんじゃないですよ(笑)。

それで1時間以上頑張って走っても、オンエアで使われるのなんて数分。土砂降りの雨の中走って、2分しか使われていなかったときは、悲しくなりました、はい。ダチョウ倶楽部の(上島)竜兵さんには、カメラが回っていないところで『哲ちゃんの番組だから言うけどさ、本当に勘弁してくれ』って1回ブチ切れられました。あははは! だからゲストで来てくれる方には本当に感謝してます」

10年前には考えられなかった

番組の醍醐味である、一般の人とのふれあいも辛いロケに耐える原動力になる。

「沿道とかでみんな声援を送ってくれるんですよ。小さい子どもが来て、『出川さん頑張ってね』なんて言われたら、『よしっ、ゴールしなきゃ』って思いますよね。追い抜いていく車の人たちも応援してくれて。番組がだんだん浸透してきたのか、スイカのヘルメットで『充電』だって分かってもらえて、対向車線のトラックとかも、ブッブーってよく鳴らしてくれます。

あとはね、手作り感がすごい。普通の番組と全然違うんです。だって、ゴールデンの番組なのにカメラ1台で撮ってるんですよ。この間福岡に行ったときなんて、ライトも用意してなくて。仕方ないからって、プロデューサーがスマートフォンで照らしてるんだもん。スタッフたちは『そんなに変わってる?』って言うけど、いやいや、他の番組じゃありえない。仮にもゴールデンなのにすごいなーと思って。そんな感じも楽しいです」

夢だった冠レギュラーを持てたほか、日本テレビの『出川哲朗のアイ・アム・スタディー』や、TBSの『VSリアルガチ最強生物』など、特番でMCをする機会も増えた。「10年前には考えられなかった」と振り返るが、さらにうれしかった変化は、CM出演だそうだ。

「CMもずっと出たいと言い続けてたんだけど、なかなか出してもらえなくて。『ごきぶりホイホイ』とか、僕がゴキブリになって『ヤバイヨヤバイヨ』って言ったらぴったりじゃないかなと思ってたけど、全然オファーがないし。

それが、15年頃からCMのお話をいただけるようになったんです。特に感慨深かったのはサントリーさんの『明日のレモンサワー』。僕お酒飲めないのに。しかもチェン(=内村光良)と一緒にCMなんて。35年前に専門学校で知り合って、最初に友達になった男ですからね。チェンはすぐにスターになったけど、片や僕は『嫌い』だの『抱かれたくない』だのずーっと言われ続けてきましたから。うれしかったです。

他に、3年前にブログで『ピザはピザーラのカレーモントレーが一番好き』って書いたら、ピザーラさんのCMもできて。でもね、ピザーラ以外は、共演者とは別撮りで。チェンもそうだけど、ニチガスの本田翼ちゃん、ワイモバイルの桐谷美玲ちゃんも。会えるの楽しみにしてたのに(笑)」

おじいちゃんになってもリアクション芸人

雑誌『an・an』の「嫌いな男ランキング」で5年連続1位となり、「殿堂入り」したのが05年。10年以上がたち、今では子ども人気はトップクラス、女性からは「かわいい」と評されることもある。

「体を張り始めてから27~28年、仕事内容も僕自身も何も変わってないです。それなのに急に『ブレイク』とか言われて。もう、本当に周りは勝手だよ(笑)。

出川哲朗をリアクション芸人として世に出してくれたのは、『ビートたけしのお笑いウルトラクイズ!!』(1989年~96年)で、そのときからずっと、みなさんに笑っていただきたいと思ってやってきました。僕がこうやって応援してもらえるようになったのは、間違いなく『イッテQ!』があってのことですね。『イッテQ!』のおかげで、子どもやその親世代に親しみを持ってもらえるようになったので、ありがたいなと思っています。

18年は、まずは『充電』が終わらないように頑張りたいですね。番組でもよく神社やお寺にお参りに行くんですけど、60歳まではやりたいんですよ、この番組を。もちろん、他の番組も精一杯やります。僕はおじいちゃんになってもリアクション芸人でいたいので」

(ライター 内藤悦子)

[日経エンタテインメント! 2018年1月号の記事を再構成]

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