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日本最大のK-POPの祭典 若い世代に新ブーム広がる

K-POP新世代ファイル(14)

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NIKKEI STYLE

日本最大のK-POPの祭典「KCON 2017 JAPAN」が2017年5月19~21日の3日間にわたり、千葉・幕張メッセで開催された。動員数は4万8500人で、その多くが10代から20代の女子。新しいK-POPカルチャーが若い世代に広がっていることを実感させるイベントだった。

KCONは、韓国のカルチャーを体感できる世界最大級のフェスティバル。韓国の大手エンタテインメント企業CJ E&Mが、K-カルチャーを海外に紹介するために開いているイベントで、2012年にアメリカ・カリフォルニア州で初開催され、日本では15年にスタート。今年が3回目だ。筆者が参加したのは最終日。会場に入ってまず感じたのは、「おしゃれした女の子を、こんなにいっぺんに見たのは初めてではないか」ということだ。

幕張メッセ内の会場はコンベンションエリアとコンサートエリアに分かれている。まずはコンベンションエリアへ。韓国のフード、ドラマ、コスメなど様々なジャンルのブースが並び、大盛況だ。雰囲気は、同じく幕張メッセで毎年開催されるロックフェス、サマーソニックに近い。違うのは女子率の高さだ。しかも、見たところ10代から20代が多い。

その背景として、第1次韓流ブーム世代の母親の影響、YouTubeなど動画メディアの発達、趣味友達と出会えるSNSの普及、K-POPボーイズグループの興隆など、多くの要素が考えられるだろう。

辛ラーメンをすすったり、好きなグループのショーを見たり、韓国のテーマ観光VR体験をしたりと、皆それぞれに楽しんでいた。ちなみにファッションの傾向は、non-no系ガーリー・カジュアルからストリートモードまで多種多様。それだけ幅広い層がK-カルチャーを支持している証拠だろう。

ガールズK-POPは新たなフェーズへ

午後6時から国際展示ホール9ホールにて人気K-POPアーティストがそろうライブショー「M COUNTDOWN」がスタート。この日は全8組が数曲ずつパフォーマンスを行った。

まずは5人組CODE-V。白いスーツにダークな髪、哀愁のあるメロディーにソフトなダンス。落ち着いた雰囲気が魅力だ。少年24(UNIT BLACK)は、韓国の音楽専門チャンネルMnetで放送されたプロジェクト「少年24」から初の活動チームとして選ばれた8人。曲は耳なじみがよく、ダンスもキャッチーだ。白いハイソックスがまぶしい宇宙少女(WJSN)は、女の子を愛らしく見せるポージングを連発。「リアル春麗」(格闘ゲーム「ストリートファイター2」のキャラクター)と呼ばれるソンソもかわいかった。

16年に韓国デビューしたPENTAGONは、韓国・日本・中国のメンバーから成る10人組。動きの大きいダンスに華があり、この日のパフォーマンス賞といえるほど鮮烈な印象を残した。特にメインダンサー&ラッパーの青年イドンの気迫がすさまじかった。15年にデビュー、今韓国で大人気のGFRIENDは、白いセーラー服、どこか懐かしい楽曲、馬跳びを取り入れたダンスなど、初々しさで観客を魅了。ガールズK-POPは従来のセクシー路線から新たなフェーズに突入していることがわかる。

韓国を代表するバラードシンガー、K.willが登場すると会場は一気に優しいムードに。高音で歌い上げる箇所では豊かな声量に大きな拍手が起きた。Block Bは、アーティスティックかつユーモアのあるブロビワールドを展開。16年のサマソニで目の当たりにしたリーダーZICOのカリスマ性も健在。やはり面白いグループだ。

トリを飾ったのは、日韓で人気沸騰中の13人組、セブチことSEVENTEEN。登場した途端、本日一番の歓声が鳴り響き、勢いを実感。代表曲「Mansae」で盛り上がりは最高潮に。

ラスト2組のBlock BとSEVENTEENは、さすが楽曲に力がある。他のグループもそれぞれに個性を発揮。普段はアイドルとして振る舞っても、いざステージに立つと「ファンになって帰ってもらう」と言わんばかりの強いエネルギーを放つ。そんなK-POPアーティストの魅力を再認識させるショーだった。

会場には若い女性が目立ったと書いたが、ライブショー「M COUNTDOWN」の客層はそれぞれのファンを取り込んで幅広く、PENTAGONによる東方神起「Rising Sun」のカバーでは、世代を超えて客席が沸き立った。日本にK-POPやK-カルチャーのファンがこれほど大勢いる、しかも新たな世代に広がっていることを体感した「KCON 2017 JAPAN」だった。

(トレンドコラムニスト ヨダエリ)

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