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私のモノ語り

清水崇監督、全米1位の秘密は個性、ユーモア、下ネタ

2017/6/17

高校生の頃からかぶり始めた帽子。今では100個以上あるという

 オリジナルホラー『呪怨』(2003年)をヒットさせ、そのハリウッドリメーク版『The Grudge』(04年)で全米興行成績1位に輝いた清水崇監督の「私のモノ語り」。主要キャスト&スタッフにしかオリジナルグッズを配らないハリウッド流を嫌い、全スタッフに台本カバーを配ったという前編(「清水監督が米版『呪怨』で配ったカワイ怖い台本カバー」)に続き、後編は仕事以外でも身につけているという帽子の話からスタート。海外で仕事をする秘訣も教えてもらった。

■ケータイは忘れても帽子は取りに帰る

 「高校生くらいから帽子が好きで、たぶん今、家には100個以上は持っています。その日の気分で選ぶんですけど、気に入ったものは頻繁にかぶるので、すぐボロボロになる。泊まりで何週間かロケに行くときは、10個くらいは持っていくようにしていますね。

 高校生のとき、初めて自分で買った帽子がキャップで、それからいろんな帽子を買ってきました。好きなのは、キャップか、つばがない丸帽。丸帽はあまり種類がない。だから見つけて気に入ると、高かろうが安かろうが買っちゃう感じです。

 帽子を好きな理由ですか。……それ一つで、ガラリと雰囲気が変わるから。あと、僕は寝癖が付いたりしていても構わないもんだから、帽子さえかぶっちゃえばごまかせるっていう良さもありますね。

 仕事でも、仕事以外でも、いつでもかぶっているので、帽子を忘れて外出すると、恥ずかしいんですよ。ケータイを忘れても『ま、いいか』だけど、でも帽子を忘れたら絶対に取りに帰ります(笑)。

 帽子は、プレゼントでもらうこともあります。今日持ってきたのは、10年くらい前に妻がプレゼントしてくれたもの。自分では買わない色味なので、ほとんどかぶってなかったんですけど、最近また引っ張り出して、かぶっています。

 帽子には、バッジを付けたりもします。前に、ガチャガチャで山手線全駅のバッジが発売されたときに、『面白い!』と思って、丸帽の裏に、一周する感じで付けてたんですよ。たまたまその帽子をかぶって俳優と対談していたときに、『監督の頭の中を見てみたい』と言われて、見せたことがあります。『こうなってるんだ』『あ、山手線になってる!』って(笑)。俺はなんていいタイミングでこの帽子をかぶっていたんだ、と思いましたね」

バッグなんかもそうですけど、ブランドもののいいモノを買っても、本当に気に入ってないと、なかなか使わない。20~30代で、そういう性格だとわかってきたので、気に入ったら買うようにしています

■ハリウッドでは意識して個性を売り込んだ

 トレードマークの帽子をかぶり、日米をまたにかけて活躍する清水監督。日本人が海外で仕事をしていくために必要なものを聞いてみた。

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