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消費者相談から判明 格安スマホを選んではいけない人 格安SIM最前線

2017/6/19

全国の消費生活センターに寄せられた相談から見えてきた「格安スマホにしてはいけない人」とは?(PIXTA)

 「近年、いわゆる“格安スマホ”等の携帯電話を利用する消費者が増えていますが、全国の消費生活センター等には、これらの“格安スマホ”に関するトラブルが増加しています」──先日、国民生活センターが「格安スマホ」(SIMだけを契約する「格安SIM」を含む)の契約に関する注意喚起を発表した(「こんなはずじゃなかったのに!“格安スマホ”のトラブル-料金だけではなく、サービス内容や手続き方法も確認しましょう-」2017年4月13日公表)。この注意喚起を読むと、格安スマートフォン(スマホ)に乗り換えないほうがいい人の姿が見えてくる。

 それは以下のような人たちだ。

・知り合いにキャリアメールで連絡する人がいる
・ショップの手厚いサポートになれている
・自分で設定するのは不安
・長電話が多い

 実際の相談事例を交えつつ確認してみよう。

■キャリアメールで連絡する人がいる

相談1:メールアドレスの提供がなく、別会社のメールアドレスで送ったが、相手にメールが届かなかった

 このトラブルは、格安スマホでは「キャリアメール」が使えないから発生した問題だろう。キャリアメールとは、大手キャリアが携帯電話時代から利用者に提供していた、xxx@docomo.ne.jp、xxx@softbank.ne.jp、xxx@ezweb.ne.jpといったメールアドレスだ。

 キャリアメールは大手キャリアが独自に行っているサービス。端末がガラケーからスマホに代わっても、大手キャリアはキャリアメールを使えるようにしてきた。しかし格安スマホにすると通信会社も変わるので、大手キャリアのキャリアメールは使えない。メールを送受信するにはGmailなどのフリーメールやパソコン用のメールを使うことになる。

 だが、相手が古いガラケーを使っている場合、キャリアメール以外のフリーメールやPCメールは受信してもらえないことがある。迷惑メール対策として、キャリアメール以外のメールを受信しないようにしているためだ。

 LINEやSNSのメッセージ機能を使うことが増えた昨今、「キャリアメールは不要」と思う人もいるかもしれない。しかし、家族や親戚などにガラケーを使い続けている人がいる場合、大切な連絡が届かない事態が考えられる。

 この問題が悩ましいのは、送信相手ひとりひとりに設定を変更してもらわないといけない点にある。メールアドレスの登録変更だけならまだ手間ではないが、問題は大手キャリアが提供している迷惑メールフィルターだ。大手キャリア利用者の中には、迷惑メール防止のために「キャリアメールしか受信しない」としている人も多い。こうした相手に、自分のアドレスを受信できるようフィルタリングの設定変更をお願いしなければならないのだ。

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