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ディスりもOK 名刺交換で始まる社会人ラップが人気

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日経トレンディ

東京・新木場のクラブで2017年4月14日の深夜に開催された即興ラップ大会「ビジネスマンラップトーナメント(BRT)」。出場者は20~30代の男性を中心に40人に上り、観客は100人以上。ステージ上では、スーツ姿の社会人ラッパー同士が1対1で対決し、交互に激しい言葉を浴びせかけた。ラップ特有の相手へのディスり(批判)も随所にあり、会場は沸きに沸いた──。

特徴的なのは、対決前に名刺交換をし、自分の職業を紹介すること。大手商社やメーカー、テレビ局の社員も参加していた。また、ラップにありがちな過度な下ネタ、侮蔑の言葉は減点対象で、"節度あるディスり"がルールだ。結果、参加のハードルが下がり、回を重ねるたびに規模が拡大。今や大阪でも開催され、自治体の職員を集めた「地方創生ラップ大会」も開かれている。

「俺が100年続く会社をつくる」「俺らのサービスこそユーザーファースト」など、仕事への思いや情熱を口にしていいのもBRTならでは。「ここでは、そうした思いをさらけ出すことが、観客を沸かせ、勝利につながる。草食系といわれる今どきの若者が本音を言える場であり、それを自分がやったり、見てストレスを発散できることが支持されている理由」(主催者の真野勉氏)

そもそも真野氏がBRTを立ち上げたのは、テレビ朝日のラップ対決番組「フリースタイルダンジョン」の人気に触発されたからだ。この番組は「出場者がガチで言葉をぶつけ合う熱量が魅力」(テレビ朝日の岡田純一ディレクター)であり、視聴率は約2%ながら、YouTubeで動画が共有され、若者のラップブームの火付け役になった。

若者にラップが人気の理由を、博報堂ブランドデザイン若者研究所リーダーの原田曜平氏はこう話す。「今の若者はSNSへの投稿で、常に言葉のセンスを問われている。韻を踏みながら巧みに言葉を繰り出すラップへの共感は高い」。近年、ラップを取り入れたお笑いタレントやアイドルの歌がヒットし、身近に感じられることも理由だ。

若年層から社会人に波及した即興ラップ。シャイな日本人が本音を言える場として、今後もブームは続きそうだ。

(ライター 高橋学)

[日経トレンディ2017年6月号の記事を再構成]

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