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転職活動のお手伝いをしている中で、履歴書や職務経歴書の書き方、あるいは面接の事前練習のご相談を受ける機会がよくあります。そこで気になることの一つに、「自己PRの壁」があります。ただでさえ慣れていない転職活動で、どう自分をアピールすべきかわからないというのは当然ですが、「雇う側の視点」を意識するだけで、見違えるほど強いプレゼンテーションに変化することがあります。今回は、そのポイントについてお話ししたいと思います。

「雇われる側の視点」に慣らされていないか

「会社の業績が悪化した」

「経営体制の変更でいきなり解雇通告を受けた」

「人間関係のトラブルで精神的にいづらくなった」

転職のきっかけになるできごとは、人それぞれ、会社それぞれ、実に多様です。特に、自分の意思で計画的に検討した転職でない場合、いきなりの転職活動でどう動けばいいかわからない方もたくさんいらっしゃいます。

履歴書や職務経歴書などの書類の中はもちろん、無事、面接にたどり着くことができた場合、そこでどう自分をPRすればいいのか、まったく見当がつかないということも多いでしょう。「あまり大げさに自慢し過ぎてもいけないし、かといって控えめ過ぎてもアピールにならない」と考えた結果、起こった事実ややってきたことを淡々とありのままに列挙する、というパターンも非常に多く目につきます。

会社の部署名や役職名、プロジェクトの固有名詞や専門用語を3枚、4枚と書きつづった職務経歴書などは、息苦しいくらいに文字量が多くなってしまい、大人数の応募書類に目を通す採用担当者にとってマイナス印象を与えるリスクもあります。できるだけ情報を絞り込み、読みやすく整理することはもちろん重要なのですが、もう一点、気を付けていただきたい点があります。

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