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大人の評価が決まる「お礼のマナー」 意外なポイント

2017/5/2

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 お世話になったり、ちょっとした厚意を受けたりしたとき、お礼の仕方はさまざまです。礼儀としての正統的なお礼だけでなく、大人なら臨機応変に感謝を伝えたいもの。忙しいとつい手薄になりがちな「お礼のマナー」を、企業での研修や人材教育、メディア等で活躍中のマナーコンサルタント、西出ひろ子さんにお聞きしました。

■「お礼は3日以内に」がやはり正しい理由

 一般的に、何かをしていただいたら「3日以内にお礼状をお送りする」のが礼儀とされています。ただ、仕事などで忙しいとその通りにできないこともあるでしょう。お恥ずかしながら、私自身もなかなかできてはおりません。しかし先日、TVのお仕事で、芸能界では大御所でいらっしゃる女性の方とご一緒した際に、あらためてお礼の大切さを認識させていただきました。

 収録が終わって、私が先に失礼する際にちょっとした手土産と自分の新刊を差し上げました。すると、その翌々日に、美しいお礼状を送ってきてくださったのです。しかも、お忙しいにもかかわらず新刊を読んでくださった感想までしたためてあって、本当に感動いたしました。お礼状は3日以内にということがいかにすばらしいかをあらためて感じ、いっそうその方のファンになりましたし、私ももっと頑張らなくてはと反省しきりの経験でした。

 こうしたことをいま一度認識した上で、仕方については、ご自分にとって無理のないお礼の対応を臨機応変に考えるのがよろしいかと思います。特に今の時代はネットやメールが当たり前になっていますから、もしメールで連絡ができる場合であれば、まずはすぐにメールで「ありがとうございました」とお伝えするのが必須でしょう。特に、仕事上で何かをしていただいたときは、できるだけ早くメールでお礼を伝えることです。これから信頼関係を構築しようという相手、今後も一緒にお仕事をしていきたい相手には、特にこまめに感謝を伝えることで、より緊密な協力関係が築けることでしょう。

■強く印象に残る感謝の伝え方

 「日ごろお世話になっていることへのお礼」は、普通はお中元・お歳暮などの贈答を考えがちですが、慣習にこだわらずに予想外のタイミングでお贈りするほうが喜んでいただけることもあります。思ってもいなかったときに「感謝の気持ちです」といただく贈り物はうれしいものです。日ごろお目にかかる方だけでなく、ちょっとご無沙汰しているけれどこれからも親しくお付き合いしたいという方へは、あまりタイミングにこだわらず、何かの機会に喜んでいただけそうなものをお贈りするとよろしいのではないでしょうか。

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