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3つのSSDで超高速 80万円ゲームPC、桁外れの実力

日経PC21

2017/5/17

図1 「ROG GX800VH」は、高速CPUに高速グラフィックス、18.4型の4K 液晶、64ギガの大容量メモリー、512ギガのSSDを3つも搭載する巨大で超高性能なノートパソコンだ。実売価格は80万円前後
日経PC21

 超高性能なゲーミングパソコン(図1)。試しに「ファイナルファンタジーXIV:蒼天のイシュガルド ベンチマーク」を4K解像度、最高画質設定で動かしたところ、スコアは約1万3000だった。7000以上が非常に快適な環境とされているので、かなり余裕があるといえる。

 CPU(コアi7-7820HK)やグラフィックス(GeForceGTX 1080×2、SLI)だけでなく、ストレージもすごい。512ギガの高速SSDを3つも搭載し、RAID0を構築。読み書き速度が毎秒3ギガを超える。HDDだと毎秒200メガ以下、SSDでも600メガ程度なので、いかに速いかがわかるだろう(図2)。メモリーは64ギガも搭載。ゲームだけでなく、およそ思い付くパソコンでの作業は、すべて高速に処理してくれるはずだ。

図2 ストレージはNVMe 接続のSSDが3つでRAID0を構築しており、読み書き速度は毎秒3ギガを超える。ウィンドウズやソフトの起動もあっという間だ

 ゲーミングパソコンらしく、遊び心も満載。キーボードのすべてのキーにLEDが組み込まれており、色や光り方を自由に選べる(図3)。また、大型の水冷ユニットが付属しており、CPUやグラフィックスを冷却できる。CPUを既定以上の速度で動かすオーバークロックにも対応する(図4)。

図3 すべてのキーにLEDが組み込まれており、動作中は派手に光る。色や光り方はソフトでカスタマイズでき、約1677万色、9種類の光り方をキー1つひとつに割り当てられる
図4 水冷ユニットが付属。本体後部に取り付けると、CPUとグラフィックスを効率良く冷やし本来の性能を発揮するという。簡単に取り外しでき、取り付けなくてもパソコンは動作する

 画面は18.4型と巨大。4Kの解像度で高精細に表示でき画面は美しい(図5)。サイズは幅458×奥行き338×厚さ45.4mmで重さは5.7kg。水冷ユニットと本体を合わせた重さは10kgを超える。そのため持ち運び用に専用のバックパックとスーツケースが付属する(図6)。性能の高さや付属品を吟味すれば納得できるものの、価格も約80万円と桁外れだ。

図5 画面サイズは18.4型と巨大で、解像度も4K(3840×2160ドット)と高い。グラフィックスに「GeForce GTX 1080」を2つ搭載し、それらを並列動作させるSLI 環境を構築することで3D描画性能は非常に高い
図6 冷却ユニットの重さが4.8キロあり、5.7キロの本体と組み合わせると総重量は10キロを超える。そのため持ち運び用に、パソコン本体を入れられるバックパックと、水冷ユニットを収納するスーツケースが付属

(ライター 田代祥吾)

[日経PC21 2017年6月号の記事を再構成]

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