コンロが使えるテント 北欧発、使えるアウトドア製品
雄大な自然が広がる北欧は、アウトドア大国でもある。短い夏にはトレッキングやカヤックを、厳しい冬にはスキーや雪山登山を楽しむ人も多い。そうした環境が生み出したアウトドアブランドは、機能性だけでなく、北欧ならではのデザイン性の高さも併せ持つのが特徴だ。
その一つが、デンマーク発のノルディスク。コットンとポリエステルの防水素材でできた生成り色のテントは、世界中のキャンパーたちの憧れだ。高級感あるデザインは、数年前から日本で増加したラグジュアリーなキャンプ、グランピングのファンにも人気が高い。とんがり屋根の「Alfheim」は、ネイティブアメリカンの移動式住居を基に作られたテント。天井には排気口があり、テント内で料理やまきストーブ、小さなたき火も可能だ。
スウェーデン発のライトマイファイヤーは、色が少なかったキャンプ用品にカラフルな色展開を取り入れたブランド。スプーン、フォーク、ナイフが1本になったカトラリー「スポーク」は、キャンプだけでなく、大人数のホームパーティやオフィスでも重宝する。スウェーデンの歴史あるデザイン賞も受賞した話題のアイテムだ。
降雨頻度の高いデンマークで誕生したのが、レインアイテムのブランド、レインズ。「Rains Backpack」は、防水加工の素材、浸水を防ぐファスナーなど、雨の日も安心の作り。「雨の日でもおしゃれをしたい」というコンセプトでデザイン性も重視しており、晴れの日も活躍しそうだ。
まきストーブも楽しめる、移動式住居を基に作ったテント
実勢価格10万5840円(税込み)
白熊のイラストが目印のノルディスク。軍用モデルを手がけるなど、耐久性や実用性も高い。その代名詞が生成り色のテント「Alfheim」。ネイティブアメリカンの移動式住居を基に開発された。天井に排気口があり、テント内でまきストーブや料理コンロが使える。
換気の機能もあり、驚くほど軽い防水ジャケット
実勢価格3万4560円(税込み)
独自開発した素材を使った、214gという軽さの防水ジャケット。軽さを追求しながらも、ひさしが付いたストームフードや換気のためのジッパーを施すなど、機能性も兼ね備えている。
疲れにくい設計の携帯用座椅子
実勢価格1万260円(税込み)
折りたたんで携帯できる座椅子。樺の木のプレートを丈夫なキャンバス地で連結したシンプルな作り。体のラインに合わせ、包み込むように背中を支える。ピクニックや浜辺など幅広く使える。
ぬれても問題なし、雨の日仕様のバックパック
実勢価格1万4904円(税込み)
1年の3分の1以上が雨というデンマークで生まれたブランド、レインズ。雨の日も楽しく過ごすことをテーマに、かばんやアウターを展開。「Rains Backpack」は防水加工された素材、水滴が入りにくいファスナーなど雨に強い仕様で、パソコンなどぬらしたくない機器類も安心して持ち歩ける。
かわいい見た目ながらマラソンでも活躍
実勢価格1万4904円(税込み)
16年に100周年を迎えた、フィンランドの老舗スポーツシューズブランド。「FLOW」はかわいい熊に目が行くが、フルマラソンにも耐え得るモデル。260gと、ブランド内で最軽量なのも特徴だ。
食事後は1つにまとまる入れ子型ランチボックス
スポーク 2パック ライム&パープル、ピンクメタル&パイレーツゴールド(スウェーデン ライトマイファイヤー/ハイマウント)
実勢価格 ランチキット2808円、スポーク各734円(いずれも税込み)
屋外で使いやすい軽量のランチボックス。三角形のボックスに2つの小さいボックスが入れ子状になっているため、食事後は小さくまとめられる。スプーン、フォーク、ナイフが1本になった「スポーク」は、ホームパーティなどにも便利。
レインブーツも靴ひもで足にフィット
実勢価格 左「RUB1」2万5920円、右「RUB2」2万3760円(いずれも税込み)
足の動きに応じてしなやかに曲がるナチュラルラバーを使用。靴底には別素材を使うことで軽量化を図った。レインブーツながら靴ひもが付いているので、足にフィットさせられる。
(日経トレンディ編集部)
[日経トレンディ2017年5月号の記事を再構成]
ワークスタイルや暮らし・家計管理に役立つノウハウなどをまとめています。
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