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初めての「ボルダリング」 押さえるべきポイントは?

日経Gooday

2017/4/29

 スタートとゴールは必ず両手で持つのがルールだ(写真3)。なお、足を置くホールドについては、どれでも自由に使っていい場合(足自由)と、手で持つのと同じ色、数字(あるいは記号)に限られる場合(手足限定)の二通りがある。初心者向けの課題では、足自由が多い。

【写真3】スタート時には「スタート」「S」などと書かれたホールドを両手で持つ。ゴールは「ゴール」「G」と書かれたホールドを両手で持つ

 ちなみに、ほとんどのジムではテープの色によってレベル(級)分けをしているが、何色が初心者向けといった統一のルールはなく、色分けやレベル分けの仕方はジムによって異なる。例えば、この取材でお世話になった「ボルダリングジムHAGO」(大阪府吹田市)では、「青色=7級まで=初心者向け」「オレンジ=6級=青色で物足りなくなった人向け」「黄色=5級=足自由で登れる最後の課題」となっているが、どのジムでも青が初心者向けというわけではない(写真4)。

【写真4】課題の難易度を示すグレード表。これは「ボルダリングジムHAGO」のもの。HAGOでは「青色=7級まで=初心者向け」と定義している(取材当時)。ジムによって色分けや級分けの仕方は異なるので、初めて利用する際はジムのスタッフの説明を受けてから取り組もう

 一通りルールを頭に入れたら、ジムで最も簡単な初心者コースにトライしてみよう。記者もボルダリングジムHAGOで最も簡単な青色の課題にトライ!手は「青色3」のホールドを使い、足は自由という条件で登ったところ、運動が苦手なほうにもかかわらず難なくゴールし、達成感を味わえた。

【ステップ3】「オブザベーション」でルートを把握してから登る

【写真5】記者がオブザベーションにトライ中。「えっと、青の3は、、、あそこがゴールですね!」

 基本のルールが分かったら、次に実践したいのは「オブザベーション」。登り始める前に、コースを観察(オブザーブ)して、登るルートがどこに向かっているかを頭に入れ、手をどの順番でどこに掛ければいいのか、どう体を動かせばいいかといったことをイメージしてみるのだ(写真5)。「これを行ってイメージと現実のギャップを埋めていくことが上達の近道」(尾川さん)だ。

 ただし、オブザベーションの細かいテクニックをいきなり覚えるのは大変なので、初心者は次の2点を意識すればOKだ。

(1)スタートとゴールの位置の確認

(2)登るラインの確認

 まず、スタートとゴールの場所を確認し、その次に、スタートからゴールまでの間に使っていいホールドがどのように並んでいるか(スタートからゴールまで、直上するのか? 右上に向かって登るのか? 左上に登っていくのか? はたまた、横に移動してから上に向かうのか? など)を確認。その二つを頭に入れたら、登る前に、右手、左手と実際に手を動かしながらシミュレーションした上で実際に登ってみよう。

【ステップ4】足の使い方のポイントをマスターする

 ステップ1、2、3の通りに登るとここまでで計3回登ったことになり、初心者の場合、腕や手指の筋肉が疲れたり、パンパンに張った感じを覚える人も少なくないだろう。

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