新生活を彩る便利アイテム 無印良品の売れ筋6選
4月に入って新生活が始まった人も多いはず。特に実家を離れて一人暮らしを始めたり、転勤で引っ越したりした場合は、ようやく荷物の整理が終わって落ち着いたところではないだろうか。そうなると次は、まだまだ殺風景な部屋に彩りを添えるアイテムがあれこれ欲しくなる時期。そこで新生活を豊かにする無印良品の売れ筋アイテムを調べてみた。
「体にフィットするソファ」~130万個売れたヒット商品はまだまだ進化中
ネットで話題になった通称"人をダメにするソファ"。正式名称は「体にフィットするソファ」で、2003年に発売されてから累計で130万個も売れているヒット商品だ。微粒子ビーズが体勢に合わせてぴったりと体にフィットし、かなりリラックスできる。本体はバージョンアップしており、以前の商品よりもへたりにくくなっているという。
「置き方によって座り心地が変わります。一度座ったら立ち上がれないソファです。店頭でお買い求めになり、そのままお持ち帰られる方もいらっしゃいます」(池田さん)
「ポリプロピレンファイルボックス・スタンダードタイプ」~最近は意外な場所で使う人が増加中
数あるファイルボックスの中で、一番人気の商品がこちら。書類を入れる一般的な用途に使えるのはもちろんだが、主婦を中心にキッチン用品や洗剤など日用品の収納などにも活用されているという。
「中が見えないので、細々とした物も収納しやすく、スッキリと見せられます。定番商品なので買い足しやすいですし、シンプルなデザインで並べるだけでインテリアになじみやすいのも特徴です」(池田さん)
「超音波アロマディフューザー」~家にもオフィスにも置ける
オフィスのデスクにも置きやすいコンパクトなアロマディフューザー。明るさを2段階に調節できるライト機能も備え、照明だけでも使用できる。連続使用時間は約3時間。30分/60分/120分/180分4段階のタイマー機能を備える。
「火を使わないので、お休みの時も安心してご使用になれます。誕生日や就職祝いのプレゼント用にご購入なさるお客様も多いです」(池田さん)
「シリコーン調理スプーン」~炒める煮るがこれ1本でOK
無印良品のキッチンツールの中でダントツの一番人気は、耐熱温度の高いシリコーン素材を使用したスプーン。先端の耐熱温度は250度で、鍋の炒めから、あく取り、盛り付けまで、これ1本でこなすことができる。
「先端が柔らかくしなるので、鍋やフライパンを傷つけることがありませんし、ソースなどもキレイにこそぐことができます」(池田さん)
「マイクロファイバーミニハンディモップ」~使いたいときにサッと使える心地良さ
極細繊維のマイクロファイバーを使用したコンパクトなモップ。自立して置けるケースが付属し、卓上などに置いておけば、使いたいときにさっと使える。
「お客様の声として多いのは、モップ部分を洗って繰り返し使える経済性。別売りで替えモップもあります」(池田さん)
「豆から挽けるコーヒーメーカー」~サードウェーブコーヒーを自宅で楽しむ
プロのハンドドリップを再現したコーヒーメーカー。ミルは、熱の発生を抑えるフラットカッター方式を採用しており、コーヒー豆の味や香りを損ないにくい。専用ヒーターと温度センサーにより、抽出に最適とされる87度にお湯の温度を徹底管理。しかも、丁寧に蒸らしたうえで、新開発の「斜めシャワー方式」により粉の壁を壊さず抽出する。2月に発売されるとすぐに人気となり、現在は2カ月待ちの状態という。
「タイマー機能を備えているので、忙しい朝でも挽き立てのコーヒーをお楽しみいただけます」(池田さん)
取材に協力いただいた店舗「無印良品 有楽町」
(ライター 小口覺)
[日経トレンディネット 2017年4月23日付の記事を再構成]
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