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歯ブラシ、布団、植木鉢も 日用品に驚きのスマホ連携

日経トレンディ

2017/4/16

日経トレンディ

 歯ブラシやヘアブラシ、植木鉢、マットレスまでネットにつながる─。意外な日用品の分野でもスマートフォン(スマホ)連動機器が増えている。しかも、「単にアプリとつながるだけではなく、センサーを使って動きや温度、光などを測定する“センシング技術”をうまく生かしている例が目立ってきた」(家電コーディネーター・戸井田園子氏)。

 その一つが、電動歯ブラシ「ブラウンオーラルB ジーニアス9000」だ。鏡に装着したスマホに向かって歯を磨くと、磨いた箇所をカメラでトラッキング。すべての歯を満遍なく磨けているか、磨きが強過ぎる部分はないかなどをアプリ上に通知する。

 17年秋には、世界初のスマートヘアブラシ「Hair Coach」が欧米で発売される。ブラシ内には多種類のセンサーが仕掛けられており、髪の音波から髪のダメージやもつれ、潤いを測定する。ブラッシングが強過ぎる場合はハンドルを振動させて伝えるなど、健康な髪作りに役立ちそうだ。

 スマート植木鉢「Parrot Pot」は、4つのセンサーが土中の湿度や肥料レベル、光量、温度を計測。事前に植物を登録すると、最適な量で自動で水やりを行う。長期で不在にする人にもうれしい商品といえる。

■スマホで動きをトラッキング、磨き残しを通知する歯ブラシ

ブラウンオーラルB ジーニアス9000(プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン)
今日のニュースや天気が表示され、歯磨き中も退屈しない。歯磨きが終わると目標達成度が表示される

ブラウンオーラルB ジーニアス9000(プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン) 
実勢価格2万7860円(税込み)

 付属の器具でスマホを鏡に固定し、Bluetoothで接続して使用する電動歯ブラシ。「ポジション検知機能」を使えば、歯ブラシに内蔵されたモーションセンサーとスマホのカメラが磨いた箇所をトラッキングし、磨き残しを防ぐことができる。実際に使ってみると、毎回、同じ部分が磨き足りていないことがわかった。自分では気づきにくい磨き癖を改善できそうだ。スコアが記録されるのでゲーム感覚で楽しめる。

■電源がないスピーカー! マグネシウムが音を増幅

幅360×高さ63×奥行き60mmとコンパクトなつくりで持ち運びも簡単
バイオン-Mg60(マクルウ) 
実勢価格9504円(税込み)

 マグネシウム製で電源いらずのスピーカー。使い方は上部の四角い穴にスマホを差し込み、音楽を再生させるだけ。マグネシウムには音を響かせる特性があるため、スマホから出る音が驚くほど大きくなった。見た目は重そうだが、持ってみると291gと軽量。軽さだけでなく強度も併せ持つため、キャンプなど屋外で集う際や、クルマの中などでも役立ちそうだ。

■世界の絶景で開放感を演出、どんな部屋にも窓を作れる

Atmoph Window(アトモフ)
300以上の映像を追加で購入できる。操作はスマホで行う。時計や天気の表示も可能

Atmoph Window(アトモフ) 
実勢価格7万5384円(税込み)

 オリジナル4K映像と音が流れる「デジタル窓」。窓がない部屋に設置して開放感を演出したり、目覚まし時計代わりに使うこともできる。自分で撮影した動画をアップロードして再生できる機能も開発中で、17年春に対応を予定しているという。また、世界中の生中継映像を流せるライブストリーミング機能も17年春に追加される予定だ。

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