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次世代リーダーの転職学

「資格」は転職の武器になるか? 評価アップはこれ! エグゼクティブ専門の転職エージェント 森本千賀子

2017/4/21

 また、ビジネススクールやセミナーなどで学ぶのは、ムダにはならないと思います。「ロジカルシンキング」「プレゼンテーション」など、業種・職種を問わず生かせるビジネススキルを高めれば、日々のパフォーマンスが向上し、成果につながります。マネジメント職であれば「コーチング」などの知識も生かせるでしょう。また、その中で培われる「人脈」「ネットワーク」は何よりの財産になります。

 ただし、ビジネススクールへの通学経験を転職活動でアピールするときは注意が必要です。ビジネススクールで学んだというだけで、仕事で実践できていることが伝わらなければ評価されません。「学んだこと」+「実務にどう生かしたか」をセットで伝えられることが大切です。

■英語力を磨いておけば、チャンスをつかめる確率アップ

 お伝えしてきたように、「転職に強い自分」になるためには、資格取得より実務経験や基本的ビジネススキルのブラッシュアップが有効ですが、今の仕事と関係がなくても学んでおく価値があるものがあります。それは「英語」です。

 国内マーケットが少子化に伴って縮小していく中、多くの企業が海外展開を視野に入れて事業戦略を練っています。また、訪日外国人の増加を背景に、インバウンドビジネスに乗り出す企業もあります。どんな業種・どんな規模の企業でも、海外と接点を持つ機会は皆無といえない状況となっています。

 今の会社で、あるいは将来の転職先企業で、「海外進出」の計画が持ち上がる可能性は十分。あるいは、海外企業とのM&A(合併・買収)や提携があった場合、外国人の上司や同僚、プロジェクトメンバーとのコミュニケーションのために英語力が必要となることもあり得ます。

 海外がからむような環境変化が起きた場合、英語ができればチャンスをつかむことができるでしょう。なお、履歴書に書いて評価されるTOEICスコアは、「750点以上」が目安。これから英語を学ぶなら、まずはこのレベルを目標としてください。

※「次世代リーダーの転職学」は金曜更新です。次回は4月28日の予定です。連載は3人が交代で執筆します。

森本千賀子
 リクルートエグゼクティブエージェント エグゼクティブコンサルタント。1993年リクルートキャリア入社。現在は、経営幹部、管理職を対象とした転職支援に取り組む。2012年、NHK「プロフェッショナル~仕事の流儀~」に出演。

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