MONO TRENDY

モノ・フラッシュ

孫社長も実践 ソフトバンク式プレゼン術、7つの鉄則

日経トレンディ

2017/4/6

孫正義社長も実戦しているソフトバンク流のプレゼン術
日経トレンディ

 2017年2月のとある月曜、東京・汐留のプレゼンテーション研修会場では、講師の声に熱心に耳を傾ける受講者たちの姿があった。参加者はすべてソフトバンクグループの社員。実は講師も同グループの社員だ。社員が社員にプレゼンの極意を教える──。ここに同社の強さの秘密がある。

 プレゼンや交渉、マネジメントなどの現場経験が豊富な社員が立候補。書類選考、面接、認定試験などを経て、仕事の傍らボランティアで研修講師となる「ソフトバンクユニバーシティ社員認定講師制度」は09年からスタートした。彼らは自らのノウハウを余すところなく伝授し、社員全員のスキルアップを目指す。

ソフトバンク人事本部人材開発部の海上博志氏。ソフトバンクユニバーシティの専任講師や企画運営、研修用コンテンツの作成業務などを担う。4年間の教員経験を持つ

 プレゼン資料作成研修は、社内でも屈指の人気講座。ここで培われ、また多くの現場経験者のテクニックを蓄積、体系化した結晶が「ソフトバンク流プレゼン術」だ。若干の違いはあれ、孫正義社長から現場の営業担当者までが、同じノウハウに基づいたプレゼン資料を用いている。専任講師を務めるソフトバンク人事本部の海上博志氏に、作成術の極意を聞いた。

 プレゼン資料のポイントは2つ。「構成」と「表現」だ。まずは、構成でどうストーリーを組み立てていくか。ここで陥りがちな“わな”がある。

■「相手を動かす」を徹底的に考える、プレゼンに応じて結論位置を移動

 プレゼンは、自社の商品をアピールする場でもなければ、自分のアイデアを披露する場でもない。真の目的は、「相手を動かす」ことにある。相手の会社に自社の商品を導入してほしい、上司にプロジェクトを承認してほしいといった、誰に何をどうしてほしいのかを明確にしなければ、プレゼン自体の意味がない。

MONO TRENDY新着記事

ALL CHANNEL