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音楽、ナビ…車でスマホ 安全・快適支える3アイテム

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NIKKEI STYLE

スマートフォン(スマホ)の普及にともない、いつでもどこでもスマホを使うのが当たり前となった。歩きスマホは社会問題ともなっているが、自動車の中での利用も便利な半面、危険と隣り合わせである。今回ご紹介したいのはそんなスマホをいかに安全かつ便利に、自動車の中で使うかだ。スマホを安全に活用することでドライブを快適、便利にしてくれるものになる。

iPhoneは音楽プレイヤーiPodの進化形であり、、iPhoneを音楽プレーヤーとして使っている人は多い。電車の中などで見ても、スマホで音楽を聞いているユーザーは山ほどいる。昨今はApple MusicやAmazon Music、Spotifyといった音楽配信サービスをスマホで利用しているユーザーも増加している。そうなるとスマホの音楽をクルマの中でも聴きたいと思うのが自然だ。

またスマホ向けに無料で提供されている地図、ナビアプリを使えばわざわざ高価なナビゲーションシステムをクルマに装着する必要もなくなる。スマホ用のナビは、車載用のナビゲーションシステムと違って、地図データの更新が要らないのもメリットだ。

このように、音楽を聴くにしろ、ナビアプリを使うにしろ、スマホをクルマの中で使いたいというニーズは高まっている。

ただ、前述のように、クルマの中でスマホを使うことは安全性の問題と切り離せない。便利かつ安全に使うにはどうしたらいいかというのが、本記事のテーマだ。そのために必要な固定器具、電源、音声出力のガジェットを紹介する。

スマホを安全に固定する

まずクルマを運転しているとき、片手でスマホを使うのはご法度である。片手運転はもちろん、よそ見運転となってしまうからだ。しかしオーディオやナビアプリを使いたいのも事実。それならば、スマホを車内に固定して、安全性を確保しよう。

スマホの固定はスマホホルダーを使う。スマホホルダーのタイプはいくつかに大別され、それぞれメリット、デメリットがある。自分の車種や好みによって選択していきたい。

なお、スマホホルダーを取り付ける際に気をつけたいのがエアバッグの位置だ。助手席エアバッグやサイドエアバッグが膨らむ部分にスマホホルダーを設置しないよう注意したい。特に助手席側ダッシュボード上はエアバッグが展開時、スマホホルダーが顔面に飛んでくるため絶対に避けなければならない。

基本はダッシュボードに付ける吸盤タイプ

ダッシュボードに吸盤で取り付けるタイプ。シボのあるダッシュボードに対応するために、ゲル状の真空吸盤タイプになっており、ペットリつけた後に真空レバーでがっちりと取り付けられる。

ただし直射日光があたるダッシュボードは気温変化が激しく、長期間たつとどうしても取れやすくなる。また、シボが深い場合は吸盤の効果が薄いことがある。また柔らかいダッシュボードだとダッシュボードが変形したり、ゲルから色が移って取り外すと跡が残ることもあり注意が必要である。

また吸盤の効果を高めるためにはステッカー状の吸盤ベースを貼り付ける方法があるが、両面テープなので、やはりダッシュボードに跡が残りやすい。

実は欧州では吸盤をフロントガラスに取り付けるのが主流である。吸盤の効果が高いこと、跡が残らないことから日本でも、真似をしているドライバーが多い。しかし、この方法は日本の法規では認められていない。

暖房時がやや心配なエアコン吹き出し口タイプ

かつてエアコン吹き出し口にカップホルダーを付けるのがはやったことがあった。スマホホルダーでも同じようにエアコン吹き出し口に爪をひっかけて、スマホを固定するタイプがある。

ダッシュボードに取り付けたくないときに便利だが、エアコンの吹き出し口を一つ潰してしまうこと、冷房時は冷却するためスマホのオーバーヒート予防になるが、暖房時には逆に過熱することが多少気になる。

マグネットタイプは重さに要注意

エアコン吹き出し口タイプのうち、スマホの裏面に専用の鉄板を取り付けることでマグネット吸着するタイプがある。ホルダーが小型のためこちらは外したときにすっきりとした見栄えとなり、ダッシュボードのデザインを損ねにくいことがメリットだ。

スマホの裏面に両面テープで専用の鉄板を貼り付ける必要があるが、本体に直接貼るのははばかられるためスマホケースに貼るユーザーも多い。ただしスマホケースによっては取り付けられない、ケースを取り替えると吸着しないといった問題がある。

またスマホが大型化しており、重量によっては耐え切れず、振動で落ちることもあるので対応機種は要チェックだ。

電源はシガーソケットから確保する

スマホをカーナビで使う場合など、画面が表示したままになるため電池の消費がかなり多くなる。電車を使った外出であれば、モバイルバッテリーを使う場面だが、幸いクルマには12V電源があるため、そこからスマホを充電できる。

最近のクルマではカーオーディオとの接続用にUSB端子を装備しているものもあり、その場合、USBからの充電が可能だ。そうでない車種でもシガーソケットにUSB電源アダプターを入れれば充電できる。

気をつけたい出力電流

USB電源アダプターを選ぶコツは、充電するスマホやタブレットに必要とする出力電流をチェックすることである。一般的なスマホで1A、急速充電したい場合やタブレットでは2.1A以上欲しい。例えば複数ポートがあった場合、合計で2.4A出力だとすると、1ポートで2.1Aを使ってしまえばもうひとつのポートの出力はほぼないに等しく2ポートで同時に急速充電はできない。

選ぶコツは1ポートあたりの出力電流、総合の出力電流(または電力)を確認することだ。なお電力[W]=電圧[V]×電流[A]という式で計算できる。USBは5V出力なので、電力値を5で割れば電流値に変換可能だ。例えば、39Wの製品であれば39/5=7.8で合計7.8Aにまで対応できる。

USB電源アダプターとUSBケーブルは発火のおそれがあるためできる限り安物を避け、信頼できるメーカーのものを選ぶことをお勧めしたい。

クルマのスピーカーを活用する

スマホの音楽をクルマで聴くためには、外部入力端子AUXを使うと簡単だ。とはいえ、イヤホンジャックから直接ケーブルで接続しても音が小さく実用的ではない。そこで使いたいのはBluetoothレシーバーだ。

Bluetoothレシーバーとはスマホとペアリングをすることで音楽を無線で飛ばすことができ、Bluetoothレシーバーの出力を車両のAUX入力に接続することで音楽を聴ける。

自動車用Bluetoothレシーバーは電源と連動し起動、一度ペアリングしてしまえば自動でスマホと接続状態になるため意識せずに使える。接続は簡単で電源はシガライターソケットからとり、オーディオ出力を車両のAUX入力に接続し、一度ペアリングをするだけ。電源がUSB仕様でソケットがマルチポートとなっているものであれば、前述のUSB電源アダプタも兼用できる。

ここで注意したいのはFMトランスミッター対応のBluetoothレシーバーだ。FM電波に変換し、FMラジオを選局するように受信して手軽に音を出せる。ただし音質面ではAUX接続に劣り、電波干渉により雑音が乗ることがある。AUX入力がなくFMチューナーしかない車種の非常用手段にとどめたいところだ。

番外編 USB対応オーディオ

実は一番スマホを取り付けるのが簡単なのは、オーディオをUSB対応のものに変えてしまうことである。USBを接続すればスマホを充電しながら音声も車両のスピーカーから流せる。また専用のスマホアプリも提供され、スマホアプリで音楽の再生をコントロールすることも可能だ。

Bluetooth接続ができるUSB対応オーディオもありハンズフリーフォンができるので、車内で電話を頻繁にする人にはお勧めしたい。しかし、いずれにしろ充電のためにケーブルを接続することを考えるとBluetooth接続機能は必ずしも必要はないと考える。

残念ながら最近の車種はメーカー純正のビルトインオーディオで交換が難しい。この方法が使えるのは2000年代前半までのクルマに限られてしまうのが難点か。

実は私個人としては3台クルマと2台バイクを所有しており、それぞれUSB対応1DINオーディオや Bluetoothレシーバーを活用、ナビアプリはホンダインターナビ(有料版)を愛用している。トンネル内などでは自車位置がとれないこともあるが、渋滞回避ルートが案内されてほとんど渋滞にはまらないのは魅力であるし、常に地図が最新であることも見逃せない。

ぜひ車内でのスマホを安全に活用してほしい。

(ライター 野間恒毅)

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