株式・投信

七転び八起き

投信、銀行との付き合い方が課題

2017/4/3

 「日経ヴェリタス」創刊以来の名物コラム。毎回1人の個人投資家を取り上げ、その人の投資歴の泣き笑いを赤裸々に紹介しています。
 今回はアジアン大好きさん(49) 最近になって庭にブロックを積んで花壇を作りました。投資と同じく実を結んでほしいと願っています。

■2005年~

アジアン大好きさん いずれは個別株にもチャレンジしたい

 投資は資金的に余裕のある人がお金を増やすためにやるものだとばかり思っていたのだが、本を読んだりするうちに、自分がいいと思ったものを応援するものだということに気づいた。心を豊かにするためなんだと。仕事もしていてずっと相場を見られないけど、投資信託なら大丈夫かな。この時始めたのが米国債のファンドと先進国の株式ファンド。分散投資がいいと聞いていたのでドルとユーロを買っておけば安心だと思った。

■11年

 銀行を通じて投信を始めたのだが、担当が頻繁に変わる。挨拶ばかりでちゃんと運用されているのかちょっと不安に。欧州債務危機と騒がれており、ユーロに不安を感じたので東南アジアの株式ファンドに買い替えた。東南アジアファンドは3年後、担当者に利益が乗っているからと言われて利食ってしまった。欲を出しちゃいけないとは言うけど、もう少し持っていても良かったのかなと反省。

■12年

 トヨタグループ株式ファンドを購入。損をしないから、と担当者から勧められた。トヨタ自動車が好きだからというわけではない。ただ「決算時期に近づくと相場が上がってくるので低い時に買って高い時に売る」という一般的な取引手法が体験できるので、特に買うものがないときに折りを見て買っている。

■16年

 ロボティクス株式ファンドを購入。銀行からの案内で興味を持ったものの、ネットで投資の「プロ」という人があまり高く評価していないのを見て迷った。ただ、子どもが通う高専で「ロボット科」なるコースができると聞き、まずは少なめの金額から始めた。ここでも担当者に助言してもらった。一方で保険をしつこく勧誘されることも。ノルマもあるのだろうけど、もう少し客のことも考えてもらいたい。もちろん自分で判断することが大事だけれども。

[日経ヴェリタス2017年3月26日付]

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