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「正真正銘」のユッケ、京都に登場 専用調理場で用意 トレンド

2017/4/3

 日本の黒毛和牛を軸に食文化を発信し続けてきた精肉卸業者「ヤザワミート」が「黒毛和牛のおいしさを世界中の人たちに味わっていただきたい」という想いを胸に、2010年にシンガポールにオープンした焼肉店「焼肉矢澤」。

 世界で広く知られている韓国スタイルの焼肉ではなく、質の高い黒毛和牛を空輸して、部位ごとに切り方や焼き方、味つけを変えて、肉のポテンシャルを最大限に引き出し、お客の口に入るところまで責任をもっておもてなしをするという、ジャパニーズ・スタイルの焼肉を提供している。

 現地の新聞「ザ・ストレーツ・タイムズ」で「天国にのぼるような焼肉店」として取り上げられ、有名人が足しげく通うまでに成長した。

京都の名だたる匠が手がけた内装

 そんなシンガポールの名店が2014年に東京八重洲に逆輸入。オープンして間もなく、こちらも予約が取れない人気店へと駆け上った。2014年にはイタリア・ミラノ、2015年にはアメリカ・ビバリーヒルズに出店して、舌の肥えた世界のセレブたちをも魅了し続けている。

 そして、この度、満を持して2016年12月22日、京都に「焼肉矢澤 京都」が誕生した。ではその全貌をご紹介していこう。

Summary
1.熟練の職人が目利きで選んだA5ランクの黒毛和牛のみを使用
2.匠たちがコラボレーションした店舗は随所に京の趣を感じる空間
3.サーロインをトロ黄身ダレに絡めて食べる名物の“矢澤焼き”はお見逃しなく

■京都の名だたる匠が造る空間デザインにうっとり

 阪急電鉄烏丸駅より綾小路通りを東へ3分ほど歩くと、見えてくるのが日本の伝統的な建築外装材「焼杉」で設えられたシックなアプローチ。

「焼杉」のシックなアプローチ

 京都らしい小路を感じさせるように、玄関扉までジグザグに作られており「通りからあえて店の入口が丸見えにならないようにしました」と店長・本田年春さん。店舗設計を手掛けたのは、京都の建築家集団「GENETO」(ジェネット)だ。日本伝統の趣のある建物に現代らしいモダンさを融合した空間となっている。

 またエントランス・モビールは「服部織物株式会社」とコラボレーション。金箔や銀箔を織り込む引箔(ひきばく)技法を用いた、きらびやかな帯をシャンデリア仕立てに。

 さらに、のれんは手ぬぐいや風呂敷などを初めとした日本最古の錦布商として、京都にて十四代、400年にわたって商いを続けている「永楽屋」に、テーブルをさりげなく仕切る御簾(みす)は、御装束・舞楽装束・御簾等、神具類すべてにおいて取り扱いを行う「有限会社吉田装束店」にと、京都の名だたる匠に依頼し「随所に京都を感じていただき、地元の方々に愛していただけるお店を作りました」(本田さん)。

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