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ポイント賢者への道

クレジットカードは定期的に見直し 新年度が狙い目 ポイント賢者への道(4)

2017/3/29

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 2億6600万枚――。これは国内で発行・保有されているクレジットカードの枚数(日本クレジット協会、2016年3月末)です。10年前に比べて8%も増えています。

 一般にクレジットカードを持てる18歳以上の年齢層は、1億753万人(総務省統計局、15年10月)。単純計算で現在、1人あたり約2.5枚のクレジットカードを持っていることになります。

 買い物の際などに勧誘されて契約し、気がつけば財布の中にカードがたまっていく。読者のみなさんも経験があるのではないでしょうか。かといって、上手にカードを使いこなしているかと聞かれたら、心もとないでしょう。

 多くの人は、最初に作ったクレジットカードをいつまでも優先して使い続ける傾向があります。しかし、カード業界は変化が速いもの。毎月のように新しいカードが登場し、古くからあるカードでも、特典の中身が変更されることはよくあります。

 その時々でお得なカードはどんどん変わっていくので、ふだん使うカードは定期的に見直すことが大切です。面倒くさいからと、ほうっておくと、適用ポイントや割引の違いにより年間で数万円、10年で数十万円もリターンの差が出てくることになります。

 どうせカードを見直すなら、狙い目となる時期があります。クレジットカード各社は例年、新年や新年度に向けて、顧客獲得を目的とするキャンペーンを始めます。現金還元やボーナスポイントを設定したり、ギフト券を配ったりします。

 特に新生活に向けてキャンペーンが多くなるのが鉄道会社系や銀行系のクレジットカードです。航空会社系も同様です。せっかく申し込むのであれば、特典の手厚い時期に合わせて入会する方がよりお得です。

菊地崇仁
 1998年NTT入社。退社後2006年から情報サイト「ポイ探」運営に参加し11年から代表

[日経プラスワン2017年3月25日付]

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