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Siriをうまく使う10のコツ かかっている曲までわかる

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NIKKEI STYLE

日経トレンディネット

iPhoneに搭載されている音声アシスタント「Siri」はジョークを言うネタ機能ばかり注目されがちだが、うまく使えば、複雑な操作を一発でできたり、手ぶらで操作できたりと、iPhoneをより快適に使えるようになる。覚えておくと便利になる「Siriへの話しかけ方10選」を紹介しよう。

聞き取りタイミングは機種ごとに違う

Siriに話しかける前に、まず呼び出しておかなければならない。実はSiriの起動とこちらの声を聞き取り始めるタイミングは、iPhoneのモデルによって違う。何度やってもSiriがこちらの話していることをうまく理解できない場合は、タイミングがずれている可能性がある。

◎ホームボタンの長押し

ホームボタンを押したままにしているとSiriが起動する。このときiPhone 6s以降のモデルなら、ホームボタンを押した瞬間から、こちらが話したことを聞いているので、画面にSiriが表示されるまで待つ必要はない。

騒音の多い場所でSiriがうまく使えないのは、こちらが話しかける前に周囲の音を拾っている可能性がある。ホームボタンを押してすぐに話しかけてみよう。

◎「Hey Siri」と話しかける

iPhoneに向かって「Hey Siri」と話しかければ呼び出せる。「Hey Siri、今日の天気は?」というように続けて話しかけてもよい。この場合も、騒音が多い場所では「Hey Siri」の後に間をあけずに話しかけるとうまくいく。

Hey Siriを有効にするには、ホーム画面の「設定」→「Siri」とタップして表示される画面で「Hey Siriを許可」をオンにしておこう。

iPhone 6s以降のモデルならいつでもHey Siriを使えるが、iPhone 6以前の機種でHey Siriが使えるのは、本体を電源に接続している時に限られる。

◎イヤホンのリモコンで呼び出す

iPhoneに付属しているイヤホンでは、リモコンのセンターボタンを長押しするとSiriを呼び出せる。サードパーティー製のイヤホンでは機種によって異なるので、マニュアルやメーカーのWebサイトで確認しておこう。ワイヤレスイヤホンのAirPodsでは、本体をダブルタップするとSiriを呼び出せる。

どうすれば使いこなせる?

Siriを使いこなすにはハードルが2つある。ひとつは、Siriに聞いてみるまでは何ができるかわからないところだ。筆者のSiriを使う原動力は「音楽を聴きながら歩いているとき、iPhoneの画面を見ずに操作すれば便利になるのでは?」という思いだ。そのため「したいこと」や「してほしいこと」を、とりあえずイヤホンからSiriに「~して」と言ってみる。

Siriには、ややこしく説明するよりも、「~して」という希望を伝えたほうが、意外とうまくいくことが多い。

もちろん、Siriにできないこともあるが「どのようにしますか?」などと、Siri側から尋ねられる場合もある。どんどん試してみるのがおすすめだ。自分のしたいことのうち、Siriにやってもらえることがわかってくれば、Siriを便利に感じるはずだ。

2つめのハードルは言葉の誤認識だ。これを避けるには、1回でSiriに指示するのではなく、2段階、3段階と会話するように進める方式をおすすめしたい。短く伝えることによって誤認識や入力中に途切れることが減り、ストレスなく使えるからだ。

それでは次から、Siriへの便利な話しかけ方を10個紹介していこう。

(1)天気を聞く――「これからの天気は?」

Siriに天気を聞いておくと、服装や傘などの用意をして出かけられる。おすすめの言葉は「これからの天気は?」だ。現在地の1時間ごとの天気と気温をiPhoneの画面に表示してくれる。行き先の天気を知りたければ「(地名)のこれからの天気は?」と聞くとよい。

他には「今日は暖かいね」「今日は傘いる?」「風強いね」という聞き方もできる。答えは微妙に変わるが、1時間ごとの天気と気温が表示されるのは同じだ。明日以降の天気を聞くには「明日の天気を教えて」「今週の横浜の天気は?」などと話しかけよう。どちらの場合も1週間分の予想が表示される。

iPhoneに話しかける場合は「今日は~」「これからの~」または「明日の~」「今週の~」を使い分ければ、必要な情報はほぼ画面に表示される。

画面を見ずにイヤホンでSiriを起動して聞く場合は「今日は傘いる?」「今日は寒い?」のように、知りたいことをストレートに聞くのがコツだ。音声で質問に答えてくれる。

(2)道案内をしてもらう――「~までの行き方教えて」

Siriに道案内してもらうには「(場所)までの行き方教えて」と話せば、「マップ」アプリが起動し、そこまでの経路を表示してくれる。

ただし、行き先が住所や長い名称の場合は、Siriには正確に伝わらないこともある。そんな時は「(地名)の(名称)の場所教えて」のように、Siriに場所を検索するよう最初に頼む方法がおすすめだ。

一言で1カ所に絞りこめなくても、画面に表示されるリストから該当する場所をタップし、次の画面で「経路」をタップすればマップが起動して道案内してくれる。

イヤホンで道案内してもらう時も、この場所検索→経路の2段階方式が便利だ。例えば「近くのコンビニ教えて」と話しかけると「この付近でお探しの場所が複数見つかりました。そのなかの1つは○○のセブンイレブンです。こちらはどうですか?」などと答えてくれる。

この場合、現在地から最も近い場所から案内してくれるが、他の場所が良ければ「いいえ」と伝えればよい。次に近い場所を勧めてくれる。音声では、その地点までの距離なども教えてくれるので、画面を見ずにある程度判断できる。提案された場所で良ければ「そこまでの行き方を教えて」と言えば、音声での道案内も可能だ。

(3)スケジュールを確認 ---「予定を教えて」

Siriはカレンダーの予定を確認するにも便利だ。「今日は予定ある?」「来週の予定は?」のように話しかければ、登録されている予定を画面に一覧表示してくれる。アプリを起動して確認するよりも早い。

表示された予定をタップすると「カレンダー」アプリが起動し、その予定の詳細を確認できる。そのまま日時を変更することも可能だ。

イヤホンから話しかけた場合は、音声で予定を一件ずつ読み上げてくれるので、歩きながらでも確認できる。

読み上げられた予定を変更したいときは「その予定を変更して」「その予定を削除して」と言えば、すぐに変更・削除できる。

(4)カレンダーに入力する――「予定を追加して」

Siriに「(日時)に(場所)で予定を追加して」と話せば、カレンダーに新規の予定を登録できる。今日の予定なら日付を省略して時間だけで指示してもよい。

間違えずに一気に言い切るのが大変なら、まず「予定を追加して」とだけ言うのもありだ。また「月曜日に予定を追加して」と予定時刻を伝え忘れても「予定は何時からですか?」のように、不足する情報を聞き返してくれる。それに答えていけば予定を登録できる。

予定の時間は何も言わなければ1時間だが、「9時から11時まで」や「9時から2時間」のように指定もできる。終日の予定を設定するなら「終日の」と言えばよい。

Siriが便利なのは、予定を入れようとした時刻に既に別の予定が入っていると、その予定を教えてくれるところだ。画面では同じ時刻に予定を入れるか、キャンセルのどちらかしか選べない。だが、Siriなら「その予定を変更して」「その予定を削除して」と言えば、予定の変更や削除ができる。

登録されていた予定の日時を変更したのち、Siriで再度新規の予定を追加すればよい。この方法は、イヤホンでSiriに話したときでも同じように使える。

Siriに予定を入れたいということさえ伝えれば、その時刻の予定の有無までも管理して、適切な選択肢を提示してくれるところがうれしい。

(5)音楽を聴く――「~の曲を再生して」

iPhoneで音楽を聴きたいときは「~の曲を再生して」と話しかければ、音楽を再生できる。「~の曲」はアーティスト名やアルバム名、プレイリストなどが使える。また「楽しい感じの曲」のように伝えることもできるが、使う言葉によっては音楽の再生を頼んでいると認識されない場合もある。

Apple Musicを利用しているなら、Apple Music全体から曲を探してきてるくれる。またApple Musicの「For You」でおすすめされる「My New Music」と「My Favorites」の2つのミックスも「マイニューミュージックミックスをかけて」のように言えば再生してくれる。「ビーツワンを再生して」で、Apple Musicのラジオ「Beats 1」も再生できる。

アーティスト名で曲の再生を頼んだときは、「人気の曲をいくつか再生します」とSiriが答えてくれる。どの曲がどんな順で再生されるかが分からないところが面白いが、聴きたい曲が決まっているなら、Siriを使わずにiPhoneを操作したほうがよいだろう。

(6)音楽の再生をコントロール――「音量を10にして」

音楽の再生中には「次の曲にして」「スキップして」と言えば、曲送りできる。1曲戻すには「前の曲」と言えばよい。もちろん「曲を止めて」のように言えば、一時停止になる。

「シャッフルにして」または「シャッフルをオン」で、シャッフル再生になる。通常の再生に戻すには「シャッフルをオフ」だ。

そのほかに「音量を上げて」「音量を最大にして」のように音量もSiriでコントロールできる。「音量を10にして」と言うと、iPhoneの画面に表示されるゲージの目盛りが10の音量になる。

(7)おすすめ曲を聴く――「この曲のステーションを作成して」

イヤホンで音楽を聴いているときに再生中の曲が気になったら「これは何の曲?」と聞くとよい。画面を見なくてもアーティスト名と曲名を音声で教えてくれる。「この曲の名前を教えて」でもよい。「これは誰の曲?」と言うとアーティスト名だけになる。iPhoneを直接操作できないときに便利な機能だ。

シャッフル再生やプレイリストを聴いているときに、「このアーティストの他の曲をかけて」と話しかけると、次の曲から同じアーティストの曲をかけてくれる。曲は「次はこちら」リストに入っているので、確認することも可能だ。

選んだ曲やアーティストを基にリコメンド再生してくれる「ステーション」機能も、Siriから利用できる。Siriなら「この曲のステーションを作成して」と言えばよいので、より直感的に操作できる。

(8)曲を調べる――「今かかっている曲は何?」

テレビやラジオ、店のBGMなど自分の周りで流れている曲が気になったら「今かかっている曲は何?」とSiriに聞くとよい。

「もう少しだけ聞かせてください」などの答えの後、数秒待つと画面に曲名とアーティスト名が表示される。これには音楽検索サービス「Shazam」の機能が使用されている。iPhoneのシステムから直接サービスを呼び出せるので「Shazam」アプリをインストールしていなくても利用できる。

表示された曲がApple Musicにあれば、画面をタップしてすぐに再生できる。Apple Musicを使っていない場合でも、iTunes Storeにあれば試聴や購入も可能だ。

周囲でかかっている曲を調べてもらいたい時は、iPhoneで音楽を停止しよう。SiriがiPhoneで再生している曲のことを聞かれていると思ってしまうからだ。またワイヤレスイヤホンを接続しているときも利用できない。

(9)ポッドキャストを聴く――「30秒戻して」「2倍速で再生して」

「ポッドキャスト」アプリで番組を聴いているときに便利なのは、時間を指定して戻したり進めたりする機能だ。聴き取れなかったときなどに「30秒戻して」という風に使える。イヤホンを使えばウォーキング中などiPhoneの画面を操作しなくてもよいところが便利だ。

ただし、ポッドキャストを再生しているiPhoneはロック画面にも、15秒前後に送るボタンがある。画面を操作できるなら、これらのボタンを使う方がよいかもしれない。

Siriが優れているのは、ロック画面には表示されない「2倍速で再生して」といった早聞きも指示できるところ。元に戻すには「通常速度で再生して」または「1倍速で再生して」と言えばよい。

「ポッドキャストの(番組名)を再生して」という言い方で、番組の再生を開始することもできるが、番組名は認識されにくい。ポッドキャストの再生開始はSiriではなくiPhoneでの操作をおすすめしたい。

(10)SNSに投稿する――「ツイートして」「Facebookに投稿して」

Siriを使って、TwitterやFacebookにメッセージを投稿することもできる。「(メッセージ)とツイート」や「(メッセージ)とFacebookに投稿して」と言えば一発なのだが、メッセージがうまく認識されないと投稿までスムーズに進めない。そこでおすすめは「ツイートして」「Facebookに投稿して」と先に依頼する方法だ。

するとSiriは「どんなメッセージにしますか?」と聞いてくるので、ゆっくりメッセージを伝えられる。

イヤホンを使っているときも2段階で伝える方式はおすすめだ。この場合、こちらが伝えたメッセージを音声で復唱後、「こちらと投稿しますか?」と尋ねられる。「はい」「投稿して」と言えば投稿される。やめるなら「いいえ」や「キャンセル」と言おう。音楽を聴きながらウォーキングしているときでも、iPhoneを操作せずにツイートできるので便利だ。

(ライター 伊藤朝輝)

[日経トレンディネット 2017年3月9日付の記事を再構成]

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