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入れ替え自在の付箋ノート… 女子高生発ヒット文具

日経トレンディ

2017/3/20

PIXTA
日経トレンディ

 細い字を書き続けられるシャープペン「クルトガ」や、ペンを立てられるペンケース「ネオクリッツ」など、近年、ティーンズたちの学校の机の上で、次々と文房具のヒットが生まれている。彼らの使い方を観察すると、次に来る文房具が予想できるかもしれない。

 「今の10代を見て、我々の時代と最も違うと感じるのは、彼らがデジタルに慣れ親しんだ世代ならではの使い方をすること」と、アサツー ディ・ケイで若者のマーケティング集団「ワカスタ」を運営する藤本耕平氏は分析する。

 デジタルデータを一瞬でコピー&ペーストし、順序を入れ替えることに慣れた10代が多用するのが、付箋。覚えたいことをすべて付箋に書き、ノートに貼り付けて自由に入れ替える「付箋ノート」を女子高生がインスタグラムに数多くアップして話題になった。付箋は、“入れ替え前提”の感覚に沿ったアイテムだといえる。

勉強する内容をすべて付箋に書き込み、それをノート上に自由にレイアウトする「付箋ノート」がインスタで話題になった。そこから、付箋やルーズリーフの新商品も誕生
付箋ノートが作りやすいルーズリーフ アックスコーポレーション/実勢価格227円(税込み)

 「教科書やノートに、びっしりと小さな付箋を付けていることが多い。これも、情報を検索できるデジタル世代の特徴で、開きたいページを探すための許容時間はどんどん短くなっているといえる」(藤本氏)

 一方、彼らを指導する教師もデジタル世代に移行している。「資料をパソコンで作り配布するスタイルの授業が増えていて、すぐにとじるための2穴パンチが活用されている」(藤本氏)。プリントを貼りやすくするスタンプ式ののりや、パンチの穴をかわいく補強するシールもティーンズ向けの商品だ。デジタル世代なのに、アナログな紙の管理を余儀なくされるというアンビバレントな状態が、新たな文房具のニーズを生み出しているというわけだ。

Putitto カール事務器/実勢価格389円(税込み) 横幅が6cm弱と消しゴムのように小さい2穴パンチ。穴は1つだが、紙を中央で折って差し込み、ボタンを押すと2つの穴が開く仕組み
プリントがきれいにはれるのり 不易糊工業/実勢価格194円(税込み) 水性のりは塗布後にシワができやすく敬遠されるが、これは多糖類ののりでシワができにくい。貼った後に書き込みもしやすい
テープのり tenori イチオシ ニチバン/実勢価格262円(税込み) 6mm幅のテープのりをスタンプのように押せる強粘着のり。四隅にポンと押すだけで素早くプリントをノートに貼れる。使い切りタイプ
ドーナツシール スタンプ コクヨ/実勢価格566円(税込み) 2穴パンチで開けた穴を補強するシール。穴に合わせておき、押すだけで貼れる。かわいい柄のものがそろい、気分が上がる。詰め替え可能

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